世界文学への招待 第5回
- 5/5 (Mon) 9:45 ~ 10:30 (45分) この時間帯の番組表
- 放送大学テレビ(Ch.231)
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番組概要
「クレオール文学ー叙事詩の復活」
番組詳細
「クレオール」という言葉は、初めは植民地生まれの白人を指し、次いで現地で話される混成言語を意味するようになった。さらにカリブ海西インド諸島のフランス語圏では、近年、多民族・多言語・多文化が混交する社会のあり方を指す独特の意味を持つようになった。そこではどのような文学作品が書かれているのだろうか。
エメ・セゼール『帰郷ノート』(1939)、エドゥアール・グリッサン『第四世紀』(1964)、パトリック・シャモワゾー『テキサコ』(1992)という三つの作品を通して、その文学世界を辿ってみる。
クレオール、ネグリチュード、アンティル性、叙事詩
東京大学大学院教授 塚本 昌則
出演者・スタッフ
最終更新日時: