偉人・敗北からの教訓 第108回「お市の方・信長の妹が背負った宿命」
- 9/27 (Sat) 21:00 ~ 21:55 (55分) この時間帯の番組表
- BS11イレブン(Ch.211)
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番組概要
織田信長の妹で浅井長政、柴田勝家の妻となったお市の方の敗北を紐解く。3人の娘を懸命に育てながら、苛烈な戦乱の渦に身を投じ、自刃せざるを得なかった理由とは?
番組詳細
戦国一の美貌を誇ったと伝わるお市の方の敗北から明日を生きるための教訓を探る。1547年、尾張の戦国大名・織田信秀の娘として生まれたと言われるお市は21歳の時、北近江の浅井長政と結婚する。それは兄・織田信長が浅井家との同盟を強化するための政略結婚だった。ところが、信長が足利義昭を奉じて上洛した後、越前の朝倉義景と敵対すると、長政は突如、信長に反旗を翻す。お市は兄と夫の戦いをただ見守るしかなかった。
1573年、浅井家が信長によって滅ぼされると、お市は娘の茶々、初、江と共に織田家に戻り、懸命に子育てに取り組むが、1582年、本能寺の変で兄・信長が横死すると、織田家筆頭家老・柴田勝家と結婚することに。しかし、翌年、勃発した賤ヶ岳の戦いで勝家が羽柴秀吉に屈すると、お市は敵である秀吉に3人の娘を託し、夫・勝家と共に自刃の道を選択した。お市はなぜ、政略の渦中に身を投じ、命を散らしてしまったのか?
お市の長女・茶々は秀吉の妻となり、秀頼を出産。次女・初は近江の大名・京極高次と結婚、三女・江は二度の縁組を経て、徳川秀忠の妻となった。お市の死から31年、三姉妹は大坂の陣で敵味方に分かれて向き合うことに。結果、豊臣家は滅亡し、茶々は母・お市と同様、自刃によって生涯を閉じた。初と江は天下泰平を導いた徳川政権のもと、穏やかな晩年を過ごした。激しい戦火を生き抜いたお市はどんな未来を見つめていたのか?
歴史上の偉人たちが犯した失敗から、私たちが学ぶべき教訓を探る歴史情報番組。
伊東潤(歴史作家) 中西悠理(フリーアナウンサー) 【ナレーター】槇大輔
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