[字]<BSフジサンデープライム>モネに恋した日本画家~80歳、「睡蓮」に挑む~
- 9/21 (Sun) 18:00 ~ 19:55 (115分) この時間帯の番組表
- BSフジ(Ch.181)
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番組概要
日本画家・平松礼二が80歳を超え、モネへのオマージュとして全長90mの巨大屏風に挑む。「日本画の伝統技法」「日本画の画材」で印象派の巨匠モネの世界を描けるのか。
番組詳細
昨年(2024年)、印象派の巨匠モネゆかりのフランス・ジヴェルニー印象派美術館で、4か月にわたり、一人の日本人画家の展覧会が開催され、世界の注目を集めた。 日本画家・平松礼二(83歳)が敬愛するクロード・モネへのオマージュとして描いた全長90mに及ぶ14点の巨大屏風絵。
50歳でモネの「睡蓮」に出会い衝撃を受けた平松は、以来30年間、モネの家やモネの池に通い、軽井沢のアトリエにはモネと同じ睡蓮の池まで造り、ひたすら池を見つめ、描いてきた。 そして、80歳を目前に画家人生最大の試みといえる90mの屏風の構想を抱いた。 「自分が長年培ってきた“日本画の技法”と“日本画の材料”で、果たしてモネの池を描き切れるだろうか?」
出来上がったのは、モネとは全く別のポップできらびやかな屏風群。 屏風を彩る何万枚の花びらや箔できらめく水面の光・・・フランス人をも魅了する鮮やかな色の世界が、平松礼二「睡蓮交響曲」だ。 番組では、2020年から始まった屏風の創作に密着。 新型コロナや骨折入院を乗り越え生まれた作品は、独創的な技法で日本画の新境地を開き、ヨーロッパのファンをも魅了した。
浮世絵に恋したモネとモネに恋した日本画家。 100年の時空を超えた魂の交流を描く。
平松礼二 <ナレーション>佐々木恭子
出演者・スタッフ
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