あれから10年 これから10年▼岩手県釜石市鵜住居町/赤坂章也さん
- 8/2 (Sat) 20:54 ~ 21:00 (6分) この時間帯の番組表
- BS-TBS(Ch.161)
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番組概要
東日本大震災時に十代だった若者を取材、「被災から現在~これからの10年」を伝えます。今回は当時中学校2年生だった岩手県釜石市鵜住居町の赤坂章也さんです。
番組詳細
【出演/ナレーター】石田亜佑美
震災発生時、赤坂章也さんは中学校2年生。学校で部活動中、経験したことがないほどの激しい揺れに襲われた。三陸地方には「津波てんでんこ」という「津波が来たら、てんでんばらばらに逃げろ」という意味の言い伝えがあり、その教えの通り、赤坂さんたちは迷わず避難した。沿岸部にあった自宅は津波で流失。しかし、家族は皆揃って再会することができ、涙が止まらなかったと赤坂さんは当時を振り返る。
現在、赤坂さんは釜石市の消防署に勤務。震災時、全国から駆けつけた消防隊員の姿や、困難に立ち向かう周りの大人たちの姿に勇気をもらったという赤坂さん。幼い頃から続けてきた空手で培った体力と精神力を生かし、「地元に戻って恩返しがしたい」という思いから、釜石で消防職員の道を選んだ。現在は、救助技術を競う大会にも挑戦。「実際の現場では、要救助者にいかに早く安全にアクセスできるかが大切。日々の訓練が現場につな
がると思う」と語る。
土岐真大
2025年
最終更新日時: