日本のチカラ[字]
- 11/2 (Sun) 4:15 ~ 4:45 (30分) この時間帯の番組表
- TOKYO MX1(Ch.9)
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番組概要
「そば畑へ人事異動~サラリーマン農業のパパ~」
番組詳細
長野県安曇野市で耕作放棄地を借りて、信州そばなどの生産から販売までを手がける農業法人「かまくらや」。一般企業に勤めるサラリーマンと同じように農業を仕事にする「サラリーマンスタイルの農業」に取り組んでいます。月々決まった収入があり、週休2日が基本、社員は33人で、創設15年を迎えました。
入社6年目の永井春輝さんは、高校時代「そば部」に所属、そば打ちに熱中していたことがきっかけで、原料としてのそばから生産したいと思い、地元の農業大学校卒業後、新卒で「かまくらや」に入社しました。しかし、入社直後に配属されたのは、加工用トマトの部署。そこでの仕事ぶりが評価され、入社5年目の冬、2024年1月の人事異動で念願のそば部門に配属されると同時に、課長代理に昇進。中間管理職として責任も重くなりました。
春輝さんの原動力は、妻と娘と3人で過ごすひととき。仕事から帰ると、夜な夜な家で燻製を作ってしまうほどの料理好きの一面も。そんな春輝さんは、パパとしてある夢を抱いていました。それは、1歳の娘に自分の手料理を食べてもらうこと。そのために、ある作戦を考えました!
「かまくらや」が農産物の生産・販売のほかに力を入れているのが、障がい者が農業分野での活躍を通じて生きがいを持って社会参画を実現していく「農福連携」の取り組み。A型の就労支援事業所として子会社・安曇野みらい農園を2021年に立ち上げました。親会社のかまくらやから出向している入社3年目の細萱愛麟珠(ほそがやありす)さんは、作業の指導員を務め、日々利用者と共に仕事をしながら農福連携のあり方を模索しています。
定時のあるサラリーマンスタイルと作物の成長や天候に左右される農業は、相対するものと思われがちですが、新たな農業の可能性に挑む若者たちの奮闘に密着しました。
【出演者】 永井春輝(かまくらや・社員)ほか 【ナレーター】 平山未夢(信越放送アナウンサー)
出演者・スタッフ
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