番組概要
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第3シリーズをお届け!
番組詳細
上州から信州を拠点とする老盗賊、妙義の團右衛門(財津一郎)が江戸に出てくる。 長谷川平蔵(中村吉右衛門)の顔を知る團右衛門は、町で平蔵とすれ違う。 團右衛門は「あいつのせいで仲間が獄門になった。鬼平を一泡ふかせてやる」とうそぶく。 團右衛門は、元盗賊で今は平蔵の密偵をしている高萩の捨五郎(菅原謙次)と出会う。 そうと知らない團右衛門は、捨五郎に盗みの助っ人を頼む。
團右衛門は敵の動きを探るため、役宅に手の者を飯炊き男として入れてあるという。 足が不自由な捨五郎だが、團右衛門の依頼を受け、平蔵に報告する。 役宅に住み込んだ男は、竹造(うえだ峻)だった。 團右衛門は大の女好き。 今回の滞在中も、手下の伝吉(江藤漢)が世話した水茶屋の女・おやえ(谷口友香)に入れ込んでいた。 平蔵は、捨五郎が團右衛門と会う料理屋に向かい、團右衛門の顔を見届ける。
團右衛門の盗人宿も配下が突き止める。 しかし、團右衛門も捨五郎に尾行をつけていた 團右衛門が目当ての問屋に押し込む日が決まったと、捨五郎から報告が入る。 だが、捨五郎の動きを竹造が察する。 それを知った團右衛門は、あっさりと江戸での盗みを諦める。 そして、捨五郎を宿におびきよせる。
押し込みの日、平蔵の配下が問屋を囲むが動きはない。 焦った平蔵が盗人宿に急ぐと、そこにはずたずたに斬られた捨五郎がいた…。
長谷川平蔵:中村吉右衛門 おとき:江戸家まねき猫 山田市太郎:三ツ矢真之 高萩の捨五郎:菅原謙次 妙義の團右衛門:財津一郎 竹内孫四郎:中村吉三郎 山崎国之進:中村吉次 沢田小平次:真田健一郎 山崎国之進:中村吉次 松永彌四郎:宮川不二夫 天野甚造:御木本伸介 ナレーター:中西龍 ほか
原作:池波正太郎(文芸春秋刊) 企画:市川久夫、鈴木哲夫 プロデューサー:能村庸一、佐生哲雄 音楽:津島利章 脚本:谷口喜羊司 監督:高瀬昌宏 制作:フジテレビ/松竹株式会社 制作協力:京都映画株式会社
*この番組はHD放送からのアップコンバートです。