番組概要
宮崎県都城市では、9月9日の重陽の節句にあわせて、人形を飾る「後の雛」が行われます。地元の人が手作りで蘇らせた風習に込められた願いを紹介します。
番組詳細
宮崎県都城市では、9月9日の重陽の節句に人形を飾る「後の雛(のちのひな)」の風習が受け継がれています。虫干しをかねて人形を出して飾った風習です。忘れられつつあったこの行事を、地元の人が25年前に復活させました。病気や災いを人形に託して癒やしとする古くからの思いを込め、自作の人形を手づくりしています。この行事と人形に込められた願いを取り上げます。
【語り】三田寛子
日本人が暦の訪れを感じるのは、「自然風景」「生きもの」「人々の営み」が見せてくれる四季折々の表情。そして、人々は暦、時の流れ、カレンダーに記された、ある一日を特別なものとして、さまざまな願いを込めて暮らしている。「暦に願う」が紹介するのは、そうした「季節に合わせた願い」。ひとりでも、家族でも、友達でも、地域でも、季節にまつわる願いと形は、人それぞれ。その多様な姿を日本各地で探す。
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