番組概要
札幌市では旧暦の七夕に「ローソクもらい」の歌を歌い、お菓子をもらう風習が残り、地域と子どもをつなぐ行事となっています。これに参加する人たちの願いを紹介します。
番組詳細
北海道札幌市では、旧暦の七夕にあたる8月7日に行う「ローソクもらい」という風習が今も残っています。子どもたちが「ローソクだーせーよー」と歌いながら町を歩き、お菓子をもらいます。もとは江戸時代、ねぶた祭り用のローソクを集めていた名残とされ、今では地域の人と子どもたちをつなぐ夏の風物詩となっています。季節外れのハロウィーンのような、笑顔あふれる伝統行事を取り上げます。
【語り】三田寛子
日本人が暦の訪れを感じるのは、「自然風景」「生きもの」「人々の営み」が見せてくれる四季折々の表情。そして、人々は暦、時の流れ、カレンダーに記された、ある一日を特別なものとして、さまざまな願いを込めて暮らしている。「暦に願う」が紹介するのは、そうした「季節に合わせた願い」。ひとりでも、家族でも、友達でも、地域でも、季節にまつわる願いと形は、人それぞれ。その多様な姿を日本各地で探す。
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