番組概要
国を守るという大義名分のもと、共産主義者やユダヤ人の処刑に誇りさえ抱いていたナチス親衛隊(SS)。大虐殺について、生き残った元SSメンバーが心情を吐露する。
番組詳細
ヒトラーの独裁政権下で、1925年に創設されたナチスSS(親衛隊)。あれから90年以上たった今も生存しているメンバーが、当時の状況を生々しく語る。ヒトラーの私設部隊だったはずの彼らが、どのようにしてユダヤ人迫害やホロコーストに関与することになったのか。本シリーズでは、生き証人への独占インタビューや貴重なアーカイブ映像を交えて、2話構成でナチスSSの血塗られた歴史を紐解いていく。
第二次世界大戦中、ナチス政権の敵を排除するようヒトラーの命令を受けたナチス親衛隊(SS)。国家を防衛するという大義名分のもと、若き隊員たちは共産主義者やユダヤ人を処刑することに誇りさえ抱いていた。後に死の工場と化す強制収容所には、ヨーロッパ中から集められた数百万もの人々が送り込まれていく。史上最大の虐殺に加担したことを、当事者はどのように感じているのか。生き残った元SSメンバーたちが告白する。