番組概要
2011年4月、米国南部では4日間で360件という数の竜巻が発生。甚大な被害をもたらした。一連の竜巻で命を落とした人は348名。被害総額は120億ドルを超えた。
番組詳細
世界各地で起きた大災害を、その場に居合わせた人々の目を通して再構築する。テーマは、チリで起きた鉱山の崩落事故、ポルトガルの森林火災、土石流に埋まったカリフォルニアの浜辺の町、米国南部の州を次々に襲った巨大竜巻、ハリケーンの真っ只中に沈没した船、大地震によって発生したエベレストの雪崩など多岐にわたる。これらの出来事がどう始まり終息したかを科学的に分析すると共に、一瞬の判断がどう生死を分けたかを探る。
2011年4月、米国南部で危険な低気圧が発達する中、4日間で360件という前代未聞の数で発生した竜巻は、甚大な被害をもたらした。最も被害が大きかったアラバマ州では、2つの町がわずか15分で壊滅した。一連の竜巻で命を落とした人は348名。さらに何千人という人々が家を失い、被害総額は120億ドルを超える。番組では、気象予報士、がれきの下から救出された女性、ストームチェイサーなど様々な立場の人から話を聞く。