番組概要
電撃戦を行うため、ヒトラーは戦車を生かした装甲部隊を編成し、装甲部隊を支援する急降下爆撃機を製造する。兵器の燃料のために、石炭から油を作る巨大工場も建造する。
番組詳細
世界制覇を目指したナチス・ドイツは、史上最大最強の兵器とテクノロジーを開発した。第三帝国を動員してヨーロッパ大陸を攻め、戦いに勝つために、ドイツは巨大兵器、巨大砲、大量破壊兵器の数々を生みだした。ナチス・ドイツの巨大建造物シリーズでは、ヒトラーの野心的な巨大建造物の隠された史実を探り、設計や建設における非凡な技術開発物語やその技術革新がその後の戦争をどう決定的に変化させたのかを明らかにしていく。
第一次世界大戦の敗戦国であるドイツは、軍備を制限されていたため、ヒトラーによる再軍備の後も兵力が不足していた。ヒトラーは戦車を生かして一挙に敵陣を突破する「電撃戦」に着目。戦車を中心とした装甲部隊を編成し、部隊を空から支援する急降下爆撃機を製造、それら兵器の燃料とするために、石炭から油を作る工場も建造した。ポーランド侵攻の成功により電撃戦の威力を確信したヒトラーは、フランスへの攻撃を始める。