番組概要
「大型ハリケーン エルファロ号沈没の謎」2015年10月、大型ハリケーンの最中、行方不明になった貨物船エルファロ号はその後、沈没が確認される。
番組詳細
世界各地で起きた大災害を、その場に居合わせた人々の目を通して再構築する。テーマは、チリで起きた鉱山の崩落事故、ポルトガルの森林火災、土石流に埋まったカリフォルニアの浜辺の町、米国南部の州を次々に襲った巨大竜巻、ハリケーンの真っ只中に沈没した船、大地震によって発生したエベレストの雪崩など多岐にわたる。これらの出来事がどう始まり終息したかを科学的に分析すると共に、一瞬の判断がどう生死を分けたかを探る。
2015年10月1日、フロリダ州ジャクソンビルからプエルトリコへ向かう貨物船エルファロ号が行方不明になる。折しもその海域ではカテゴリー3のハリケーンが猛威をふるっていた。その後、エルファロ号の沈没と乗員33名全員の死亡が確認される。この30年間で米国最悪となったこの事故は、起こる必要のない事故だった。番組は航海情報記録装置に録音されたブリッジでの会話の書き起こしを入手。船で何が起こっていたかを検証する。