番組概要
皇帝ネロは古代ローマに黄金の宮殿を築いた。広大な宮殿を建設できたのは、ローマ大火で市の大部分が焼失したためだ。ネロの放火とも言われる大火の出火原因を探る。
番組詳細
西暦64年、皇帝ネロは古代ローマに黄金の宮殿「ドムス・アウレア」を建設した。そのほとんどが今では失われたが、敷地はローマ市の4分の1を占めたという。考古学者によれば、宮殿はフレスコ画で覆われ、水力で回るダイニングルームも備えていた。大宮殿を建設できたのは大火で市の大部分が焼失したためだが、出火原因はネロの放火とも言われている。彼は壮麗な新都市を築くためにローマを焼き払ったのか。