番組概要
「いちばん近い世界文学−今日の韓国文学を読む」
番組詳細
韓国文学は日本にいちばん近い世界文学である。だが近年まで一般にはほとんど意識されず、遠い存在と思われてきた。それが今、大きく変わりつつある。隣国であると同時にかつて日本が国権を奪った土地でもある韓国の文学を読むことは、日本という国の足元を見つめることでもある。
韓国文学の受容、村上春樹の影響、「文以載道」、「大きな物語」、社会から個人へ、フェミニズム文学、SFと多様性、「疎通」、セウォル号以後文学、震災後文学
翻訳家 斎藤 真理子