番組概要
「人間による環境改変2:農村の場合」
番組詳細
人間の活動が生物多様性を損ない得るのは、農業でも同じである。人工化が進んだ農村では、生物多様性の低下が顕著である。しかし一方で、伝統的な農法や土地管理の元で高い生物多様性が保たれてきた例も多い。日本の里山を例に、そこでどのようにして高い生物多様性が保たれてきたか、そして今日それがどのようにして損なわれつつあるのかを紹介する。
里山、植生管理、撹乱、生物の移動可能性、生息場所のモザイク
放送大学教授 加藤 和弘