番組概要
「電気と磁気の世界」
番組詳細
電気と磁気はギリシャ時代から人類の関心を引いてきた。しかし、17世紀初頭のギルバートによる研究によってようやく科学の俎上に乗る。そして、19世紀初頭の電池の発明によって大発展を遂げることになる。ここでは、もともと個別に進んでいた電気と磁気の研究が、19世紀前半のファラデーによる研究で統合される直前までの経緯を述べる。
電気と磁気の起源、磁石と静電気、コンパスと地磁気の起源、電流と雷、電池の発明、電流の磁気効果、ファラデーとマックスウェル、電磁誘導の発見、力の場、コイルの自己インダクタンス、「変位電流」、マックスウェルの方程式、相対論と量子論へ
放送大学特任教授 松井 哲男