番組概要
「人間とロボットを分かつものーカレル・チャペック『ロボット』」
番組詳細
チェコの作家カレル・チャペックは、児童文学から哲学小説にいたる多彩な作品を手がけた作家として知られる。1920年に発表した戯曲『ロボット(RUR)』は、今日、私たちが日常的に使っている「ロボット」という言葉が流通する契機をつくった作品である。人工知能の時代に生きる私たちに問いかけるものは何か、チャペックの戯曲を通して考えたい。
ユートピア、ディストピア、カレル・チャペック、ロボット
東京大学准教授 阿部 賢一