番組概要
今回の酒肴は「純米酒 長珍」に、「花わさび岩もずく酢」「煮蛤」「のびると鶏ハツオイル和え」「うなぎぬか漬」など!
番組詳細
今回の舞台は、下町情緒あふれるベイエリア、東京 月島・佃。江戸、明治から形成されていったといわれる月島・佃は、都心にアクセスしやすく、再開発のさなか昔ながらの路地や味のある長屋など下町風景も健在です。「懐かしい」と「新しい」が絶妙に混ざり合うエリアで、いま太田さんが最も絶賛する名居酒屋をご紹介します。
もんじゃ屋が軒を連ねる西仲通り商店街。通称「もんじゃストリート」を抜けて向かった先が、下町風情と運河の向こうにタワマンを望む、佃を象徴する風景。佃にはレトロな風情があり、時間の流れが変わったような印象を受けます。老舗の佃煮屋『天安本店』にそっと足を踏み入れると、あさりを炊いたいい香りが。太田さん、若女将の好意に甘えて佃煮を試食。180年以上受け継がれてきた佃煮発祥の伝統の味を堪能しました。
さて待望の居酒屋巡り。細裏路地に佇む古民家の二階「手盃 蛮殻(てっぱ ばんから)」。太田さんが全幅の信頼を寄せる店主・大野尚人さんが手掛けるお店です。まずは愛知の地酒「長珍」の燗で。お通しは、花わさび岩もずく酢と煮蛤の二品。ひと手間をかけながらも素材の持ち味を大切にした旨味が絶妙です。さらに、のびると鶏ハツニラオイル和え、うなぎぬか漬けを注文。
その独創的な料理の掛合わせに、太田さん、さらに惚れ込んだよう。長居したくなるカウンター席で、大野さんとの会話も弾みました。
太田和彦(居酒屋探訪家/アートディレクター/作家)
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