番組概要
1960年代後半に一世を風靡(ふうび)したグループサウンズ その誕生から終焉(しゅうえん)までを当時の関係者のインタビューをもとに検証していく音楽ドキュメンタリー
番組詳細
今や世界中が注目する日本の「CITY POP」。 その源流ともいえるのが、1960年代後半に巻き起こったグループサウンズ・ブームだった。 沢田研二のザ・タイガースや萩原健一のザ・テンプターズをはじめ、わずか数年に200にも及ぶエレキバンドが結成され、若者を中心に一大センセーションを巻き起こした。
さらに堺正章、井上順をフロントマンとするザ・スパイダース、マニアの間でいまだに熱烈なファンをもつザ・ゴールデン・カップスなど、高い音楽性やエンターテインメント性を誇るグループも人気となった。 その堺正章はゴールデンカップスからのちにゴダイゴを立ち上げてこれも大ヒットを連発したミッキー吉野、そして自らドラムをたたきながら音楽活動を続けるシシド・カフカとともに「堺正章 to MAGNETS」を結成。
番組はこの「堺正章 to MAGNETS」を中心に当時の様子を知るミュージシャン、関係スタッフへの証言をもとに「グループサウンズとは何だったのか?」を検証していく。
さらに堺正章らによるザ・スパイダースの名曲「あの時君は若かった」「バン・バン・バン」、ゴダイゴの名曲「モンキー・マジック」、森本太郎、瞳みのるらによるザ・タイガースの「シーサイド・バウンド」、ザ・ワイルド・ワンズのメンバーによる「想い出の渚」などの名曲をスタジオライブでお贈りする。 <紹介する楽曲> 「あの時君は若かった」「シーサイド・バウンド」「想い出の渚」「モンキー・マジック」ほか
堺正章(ザ・スパイダース) 井上順(ザ・スパイダース) ミッキー吉野(ザ・ゴールデン・カップス~ゴダイゴ) 森本太郎(ザ・タイガース) 瞳みのる(ザ・タイガース) 三原綱木(ブルー・コメッツ) 鳥塚しげき(ザ・ワイルド・ワンズ) 植田芳暁(ザ・ワイルド・ワンズ) 島英二(ザ・ワイルド・ワンズ) 湯原昌幸(ザ・スウィング・ウエスト) 星勝(ザ・モップス) 村井邦彦(作曲家) 橋本淳(作詞家)
本城和治(レコードプロデューサー) シシド・カフカ他
プロデューサー:波多野健・浜川久美・菊池計理 演出:倉沢尚宏・次廣靖 監修:濱田高志 企画制作:株式会社イースト