番組概要
地下鉄サリン事件、阪神・淡路大震災、野茂英雄…激動の1995年を第一線で撮影したカメラマンたちが30年の時を経て語る、記録者たちの証言と2025年の物語
番組詳細
30年前の1995年を記録した総勢18人のカメラマン。
【制作著作】フジテレビ 【プロデューサー】森憲一 【企画・演出・撮影】 石黒雄太 【ディレクター・撮影】渡辺大地 【撮影】フジテレビ撮影中継取材部 【編集】髙橋彰芳
1995年は日本社会の大きな転換点となった激動の一年。 地下鉄サリン事件、阪神・淡路大震災、野茂英雄のメジャーリーグ挑戦…。 これらの歴史的瞬間を最前線で記録したカメラマンたちが、30年の時を経て当時の記憶を語ります。 ◆オウム真理教の拠点・上九一色村で麻原彰晃逮捕の瞬間を撮影した秋本カメラマンは、30年ぶりに現地を訪問。「当時は富士山の美しさすら感じなかった」と複雑な思いを吐露します。
◆阪神・淡路大震災では、神戸の惨状をヘリから伝えた前川カメラマンや、被災地で救助活動に参加した吉川カメラマンの撮影者としての思いが明かされます。吉川カメラマンは震災で家族を失った長谷川さん一家を25年にわたり取材し続け、その記録は今も続いています。 ◆野茂英雄のメジャーリーグ挑戦を追った松本カメラマンは、批判の中で黙々と練習に打ち込む野茂の姿や、優勝の瞬間に生まれた意外な交流を証言。
◆地下鉄サリン事件の現場に駆けつけた安部カメラマンは、現在大学教授として若い世代に体験を伝え続けています。 ◆「1億総カメラマン時代」の今だからこそ問いかける、映像記録の意味と責任。カメラマンたちが伝える1995年の記憶は、未来への貴重なメッセージです。