番組概要
日本人は、どのような選択を重ね、歴史を刻んできたのか。どのような影響をもたらしたのか。「古代史」「中世史」「江戸時代」に続く、一番新しいシリーズ第4弾!
番組詳細
関口宏、小泉悠(軍事アナリスト・東京大学先端科学技術研究センター准教授)、岩間陽子(国際政治学者・政策研究大学院大学教授)
昭和6年(1931)年に始まった満洲事変。日本は満洲国を建国した後も、満洲国拡大を目指し中国への侵攻を続けた。そして、昭和8年(1933)、関東軍は北平(現在の北京)に30~50kmまで迫る。しかし、ここで関東軍は中国軍(国民政府軍)と塘沽停戦協定を締結。これにより、満洲事変に一応のピリオドが打たれるが、なぜ、関東軍と中国軍はここで停戦したのか、その背景をみていく。そして、その1年後の昭和9年(1
934)、関東軍は溥儀を皇帝とし、満洲国を満洲帝国とする。そのころ、ドイツでは、ヒトラーが総統に就任。大統領と首相の権限を併せもつ強大な権力を手中にし、独裁体制を強化していく。そもそも、第一次世界大戦後、民主主義憲法の先駆けといわれる「ワイマール憲法」を制定したドイツで、なぜ独裁政権が誕生してしまったのか、ナチ党の躍進から独裁の確立までの過程を詳しく見ていく。
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2025年

