番組概要
刑事裁判で被告となった若者たちから発せられる「後悔」と「償い」。若者による凶悪事件の「現在」を検証、加害者の「その後」を見つめ、将来の「償い」のあり方を考える。
番組詳細
【ナレーター】赤城敏正
刑事裁判で被告となった若者たちから発せられる「後悔」と「償い」。いつの時代にも変わらない重い問いでもある。少年による刑法犯数が戦後ピークを迎えた1980年代。「史上最悪の少年犯罪」といわれるのが1989年に起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件だ。事件の加害者のひとりである準主犯格のBが、孤独死していたことが独自取材で明らかになった。裁判で裁かれたあと、その後の加害者たちはどうなったのか。実はメデ
ィアはあまり検証できていない。そして6月に日本の刑務所で拘禁刑が導入され、明治以来の大変革を迎えようとしている。刑罰の現場で受刑者に科すものを、「罰」ではなく「償い」にシフトするのだ。刑務所では北海道のある町で長い間取り組まれている対話を参考に、受刑者の立ち直りに向けて試行錯誤している。番組は若者による凶悪事件の「現在」を検証し、加害者の「その後」を見つめ、将来の「償い」のあり方について考える。
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2025年 HBC北海道放送