番組概要
「安川電機 代表取締役会長 小笠原浩 後編 30回は出張した浦項の製鉄所「言葉の壁」も郷愁に」
番組詳細
小笠原浩さんの「源流」の地、韓国・浦項の製鉄所を再訪します。安川電機入社3年目の1981年に制御ソフトの試運転で初めて浦項を訪れたとき、先輩が先に帰国し、韓国語が全く分からないのに現場に一人残されました。絵や数字、記号を使って必死に意思を伝え、データは国境を越える共通言語だという実感を得ます。それまでは、どちらかというと「嫌なことからはなるべく逃げる」という方でしたが、
浦項への約30回に及ぶ出張で途中からはリーダー役も担い、「物事から逃げない」と腹が据わりました。猛烈に働き、気が遠くなる作業も多々ありましたが「論理がきちんとしていれば必ずゴールにたどり着く」と学び、データの定義統一が技術の土台になると確信を深めます。データの世界への入り口となった母校の九州工業大学も訪ね、これまでの歩みを振り返ります。
小笠原浩(安川電機 代表取締役会長) 【聞き手】矢部万紀子 【ナレーション】三田寛子
2025/10/4
日本を代表する企業や組織のトップで活躍する人たちが歩んできた道のり、ビジネスパーソンとしての「源流」を探る。「源流」とは、家族や友人・仕事の上司・心揺さぶられた音楽や風景などさまざま。そこには、何者でもなかった自分が抱いた、まだ見ぬ未来への希望がある。番組ではゲストへのロングインタビューに加えて、三田寛子らが共に「源流」を訪ね、当時の思いを追体験。そして、新たな夢や挑戦を伺う。
<番組ホームページはこちら!> www.bs-asahi.co.jp/toppunogenryu/
テレコムスタッフ