番組概要
半世紀前のミュンヘン五輪で起きたテロ事件。大会は中断か続行か、世界が見守る中、当事者たちは事件とどう向き合ったのか。“平和の祭典”が今も問い続けるものとは?
番組詳細
1972年のミュンヘンオリンピック開催中、パレスチナの過激派「黒い九月」が選手村に侵入し、イスラエル選手団11人を人質にとり立てこもった。襲撃を受けた選手やその家族、救出に当たった西ドイツの警察官が体験を語る。事件は人質と警察官合わせて12人が死亡する最悪の結末に。五輪は中断か続行か、IOC会長は決断を迫られた。事件から半世紀を経た今も国際紛争が絶えない中、改めて平和の祭典の意義を見つめる。
【司会】松嶋菜々子,【語り】濱田岳