番組概要
ロシア軍との戦闘が続くウクライナ東部の町。電力は市民生活の命綱だ。命がけで設備の修理に取り組む電気工たちの目を通して、戦火で故郷を奪われていく人々の苦悩を描く。
番組詳細
ロシア軍との死闘が続くウクライナ東部ドネツク州のポクロウシク。去年8月に避難命令が出されたが、今も高齢者など1300人が暮らしている。ベテラン電気工のヴィタリーさんは、町に留まる人々を支えるべく破損した設備の修理に奔走してきた。しかし刻々とロシア軍が迫る中、故郷を捨てて避難するか、占領下で生きるのか、住民たちは究極の選択を迫られている。この戦争が市民にもたらす苦悩を最前線で見つめた1年の映像記録。