番組概要
朝鮮初の女性陶工となった女のサクセスストーリー 王子との身分を超えた切ないロマンス 【全46話】
番組詳細
16世紀後半、朝鮮第14代王・宣祖の時代。沙器匠(サギジャン)のイ・ガンチョンとユ・ウルダムは王命を受け、陶磁器製造所・分院(プノン)の最高官職・郎庁(ナンチョン)の座をめぐって勝負をする。宣祖は2人が作った茶器を気に入るが、仁嬪(インビン)キム氏とガンチョンの計略に陥ったウルダムは、無実の罪で分院から追放される。同じ頃、沙器匠の助役ヨノクは分院の窯の中で女児を出産。
師匠のウルダムに娘を託し、この世を去ってしまう。ウルダムにジョンと名づけられた赤ん坊は、やがて陶芸よりも狩りや弓に夢中のおてんばな少女に成長する。ある日、ジョンは山の中で光海君と運命的な出会いを果たし、今まで感じたことのない胸の高鳴りをおぼえるのだった。そんな中、ウルダムは分院に戻る機会を得るが、ガンチョンが送り込んだ刺客に暗殺されてしまう。
突然父を亡くして傷ついたジョンは、ウルダムを侮辱するガンチョンの言葉を偶然耳にし、沙器匠となって父の無念を晴らそうと決意する。それから5年後――。朝鮮一の沙器匠となるため、男装してテピョンと名を変えたジョンは、ひょんなことから光海君と再びめぐり合うが…
ジョンの身に危険を感じた光海君は、罠とも知らず捜しに行く。仁嬪は、光海君の筆跡で大提学の屋敷に書簡を仕込み、宣祖に書簡の存在を知らせる。書簡には光海君が大提学と結託し、反乱とも取られかねない内容が書かれていた。それを見て激怒した宣祖はすぐさま光海君を捕らえるよう命じる。同じ頃テドは、倭国のケンゾウに磁器を届けるマプンを襲撃するが、反対にマプンの仲間たちにやられ負傷してしまう。
片や光海君は、ジョンにこれまでの想いを打ち明け、一緒に逃げようと告げるが、王子だという理由ではぐらかされてしまう。そしてついに、王命を受けた兵士たちが光海君を捕らえに来る…。
ユ・ジョン…ムン・グニョン 光海君(クァンヘグン)…イ・サンユン キム・テド…キム・ボム イ・ユクト…パク・コニョン シム・ファリョン…ソ・ヒョンジン イ・ガンチョン…チョン・グァンリョル ユ・ウルタム…イ・ジョンウォン 宣祖(ソンジョ)…チョン・ボソク 臨海君(イメグン)…イ・グァンス ほか
【脚本】クァン・ソンギュ「ペク・ドンス」
【演出】パク・ソンス「勝手にしやがれ」