番組概要
異色のグルメコミックを松重豊主演で実写ドラマ化!輸入雑貨商を営む井之頭五郎は仕事で訪れた町で、ふと店に立ち寄り食事をするのだが…。
番組詳細
個人で輸入雑貨商を営む男・井之頭五郎(いのがしら ごろう)が、仕事の合間に立ち寄った店で食事をする様子を淡々と描く異色のグルメドキュメンタリードラマ。原作はロング&ベストセラーコミック。登場する店は全て実在し、ドラマオリジナルの選定となる。ただ料理のうんちくを述べるのではなく、ひたすらに主人公の食事シーンと心理描写をつづり淡々とストーリーが流れていく。
「千歳船橋の羊の肩ロースとラムチョップ」 井之頭五郎(松重豊)は、友人の妹でヨガインストラクターの斎藤玲(浅見れいな)に会うため千歳船橋へ。自身のヨガ教室のレイアウトを相談したいという。ところがやがて疲れた五郎にヨガのレクチャーが始まり…。 教室をあとにした五郎は、あまりの空腹に千歳船橋で何かを食べて帰ろうと思い立つ。
このあとの仕事に向けて、やる気が出るような店を探していると、目の前に飲食店とは思えない外観の店が出現。看板には“ジンギスカンとラムチョップ”の文字が。不思議な作りをした店の周りを歩くうち、ジンギスカンに惹かれ始めた五郎は…。
「渋谷区上原のトウガラシとチーズの煮込み」 同業者の友人・滝山に紹介してもらった顧客・内田への納品のため、代々木上原にやってきた井之頭五郎(松重豊)。しかし目的地に着くと本人は不在。出迎えたのは妻(横山めぐみ)だった。しかも帰ろうとする五郎を寂しそうな表情で見つめ、帰り際には手紙まで…。「まさか恋文?」そんなことを思いながら封筒を開けると…。
仕事を終え腹が減った五郎は、細い路地をひたすら歩くが、なかなか店が見当たらない。とその時、黒板に“ブータン王国の料理”と書かれた店を発見する。中に入ってみたもののブータン料理のイメージが湧かず、“世界一トウガラシを使う料理”との説明書きに不安を抱くが、覚悟を決めた五郎は、王道メニューを注文し始める。
井之頭五郎…松重豊 <7話ゲスト> 老人客・吉田…ミッキー・カーチス 斎藤玲…浅見れいな 店主…川野直輝 <8話ゲスト> 内田 妻…横山めぐみ 尾崎…石井愃一
【原作】「孤独のグルメ」 作・久住昌之 画・谷口ジロー (週刊SPA!) 【脚本】田口佳宏 【監督】井川尊史
【音楽】 The Screen Tones(久住昌之、フクムラマ サトシ、河野文彦、西村Shake克哉、栗木健)