番組概要
18歳で詩人・三好達治に見いだされ21歳にはデビュー詩集「二十億光年の孤独」を発表した谷川俊太郎。度々教師に反発し大学進学も拒否。その胸の内には何があったのか?
番組詳細
理解者がいない、絶対的ともいえる孤独の中で、谷川俊太郎は、ひたすらノートに詩を書き続けた。そこで深く味わった「かなしみ」は、デビュー作につながり、彼の生涯を通奏低音のように彩っていく。第一回は、「二十億光年の孤独」「かなしみは」など初期の作品を通して一人の詩人が誕生するまでを見つめ、彼の詩の原点ともみえる「かなしみ」という言葉の深い意味に迫っていく。
【講師】批評家・随筆家…若松英輔,【司会】伊集院光,安部みちこ,【朗読】昆夏美,【語り】武内陶子