番組概要
薬害サリドマイド事件から60年あまり。被害者たちは、いま新たな困難に直面しています。6月にシンポジウムを開くなど声を上げ始めた当事者たち、その今を追いました。
番組詳細
妊婦が飲んだ薬の影響で、手や足などに欠損のある子どもが相次いで生まれた「薬害サリドマイド事件」。日本では、300人ほどが被害者と認定されました。事件から60年、6月には当事者たちが主体となってシンポジウムを開くなど、声を上げ始めています。語られたのは、薬害に翻弄された人生、そして年を重ねる中で苦しめられるようになった新たな障害のこと。60代を迎えた当事者たちの今を見つめました。