番組概要
1980~90年代、詩作だけでなく海外の詩の翻訳等を通して、ことばそのものの響きや音楽性を再発見した谷川俊太郎は、「ひらがな」だけで詩を書くという試みも続ける。
番組詳細
「ひらがな」の使用をはじめ、さまざまな手法によって、人間と自然の一体感をどのように表現していくかを、ことばへの深い洞察を通じて試みていく谷川俊太郎。彼の詩は、ことばそのものへの深い思索、洞察によって、進化し続けていくのだ。第三回は、「なくぞ」「にじ」「さようなら」「おに」「がいこつ」といった詩を通して、彼が追究してやまなかった「ことば」への洞察を明らかにしていく。
【講師】批評家・随筆家…若松英輔,【司会】伊集院光,安部みちこ,【朗読】昆夏美,【語り】武内陶子