番組概要
つくりたいのは、かわいいバラ。優しい中間色の花色、何層にも重なる花びら、しなだれたまま風にたなびく姿が特徴の理想の「和ばら」。その一輪一輪に人生をかける花への愛
番組詳細
「しらたま」「雅(みやび)」「ひなあられ」「てまり」に「かしこ」。 そんな名前を持つバラの花は、優しい中間色の花色を持ち、花びらは何層にも重なりしなだれたまま風にたなびく。まさに「日本らしさ」と言える、オリジナルの品種「和ばら」。生み出したのは、バラ育種家・國枝啓司だ。「きれいなバラはつくりたくない。かわいいバラをつくりたい」と一本一本、我が子のように愛情を注ぎ「和ばら」の育種にのめり込んできた。
父が営むバラ園で働きながら、育種を開始。天皇陛下と雅子皇后陛下がご成婚の際には、オリジナル品種「プリンセスマサコ」を献上。だが自分の理想とする最初の「和ばら」を生み出すまで、実に25年もの歳月を必要とした。そんな気の遠くなるような営みの先に、84種類の“かわいい”和ばらが現在農園に咲き誇る。今年も新しい和ばらを生み出す國枝に密着。だが発芽が遅く…一輪一輪に人生をかける育種家の、花への愛を追った。
【國枝啓司/バラ育種家】 1956年、滋賀県生まれ。 1976年、父である國枝栄一が営むバラ園に就職しキャリアをスタート。 1981年、ヨーロッパでの研修で学んだ思想や技術をもとに、「いつか世界中の花屋さんに並ぶバラをつくる」ことを目標に育種家としての活動を始める。 2003年に独立し「Rose Farm KEIJI」を設立。
日本の文化や美意識を反映した草花のようなバラのシリーズ「和ばら」をつくりはじめ、現在までに100種類程度のオリジナル品種を生み出している。 2017年からは海外8か所の提携農園にも「和ばら」を出荷し、世界の店にも並び始めている。
【製作著作】MBS(毎日放送)
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