番組概要
蔦重が生きた江戸の世界が、楽しく深くわかる!江戸時代、吉原は何度も火災に襲われ、時には全焼した。一体その後どうしたのか?実は悪いことばかりではなかったようで…。
番組詳細
10年に1度ほども、火事に見舞われた吉原。全焼すると、別の場所に移って営業を続けた。その臨時の遊郭を「仮宅(かりたく)」という。今回は、「仮宅」で朝帰りする客と見送る遊女を、歌麿が描いた1枚。火災にあうのは大変な災難だが、実は、悪いことばかりではなかったようだ。妓楼は、「吉原の焼け太り」なんていわれるほど大もうけ。しかも、遊女たちにも、この時だけの楽しみが生まれたのだという。一体どういうこと?
【語り】副島萌生