番組概要
「努力不足」「もらえるだけありがたいと思え」…SNSに広がる「生活保護」への批判。制度の理念が揺らぐいま、“最後のセーフティーネット”をめぐる現状を見つめる。
番組詳細
今年6月「生活保護」をめぐり、最高裁判所がある判決を出した。2013年に国が行った「生活保護費の引き下げ」について、その判断を違法としたのだ。一方で、生活保護利用者への批判はやむことなく続く。「年金よりぜいたく」「働かざるもの食うべからず」−。社会を底支えするセーフティーネットである生活保護。専門家は、バッシングは、自らの生活を壊すことにつながると警鐘を鳴らす。批判渦巻く制度の現状をみつめた。