番組概要
勇壮な武者絵や躍動感ある人形を和紙で作った高さ6mの山車「ねぷた」笛や鐘・太鼓を鳴らし「ヤーヤドー」とにぎやかに練り歩く。津軽を代表する夏祭りを準備風景から紹介
番組詳細
夏の農作業を妨げる眠気や怠け心を消すため江戸時代に始まった行事。「ねぷた」と呼ばれる山車を作り、お囃子とともに街を練り歩く。青森県弘前市で8月1~7日に行われ、150万人以上が訪れる東北有数の祭り。畳24帖分の扇形の和紙に勇壮な武者絵を描く絵師、木材と針金で立体的な人形を作る町内会の準備風景をからめて描く。宵のざわめきの中を進む幽玄なねぷたと、短い夏を謳歌する人々の弾ける笑顔が見る者の心にしみいる
【語り】小林千恵