番組概要
雨の少ない小豆島に湧き水が潤す棚田がある。水のおかげで豊かな里には伝統行事が残る。夏はたいまつを持った子供たちが棚田を歩いて虫送り、秋は農村歌舞伎が奉納される。
番組詳細
雨の少ない瀬戸内地方にありながら、小豆島は島の中央から毎日400トンもの水が湧き出す。人々はその水を利用し、山に800枚もの棚田を開いてきた。水のおかげで豊かな棚田では伝統行事が大切に受け継がれてきた。夏には、夜の棚田を子供たちがたいまつを持って練り歩いて害虫を追い払う虫送りが行われる。そして、秋、収穫が終わると、神社に農村歌舞伎を奉納し、豊作に感謝する。
【語り】橋本奈穂子
