番組概要
滋賀県高島市の田んぼでは、初夏になると琵琶湖からフナやナマズが産卵にのぼってくる。近年の田んぼは水路との段差が大きくなったため、農家は階段状の水路を作ってきた。
番組詳細
滋賀県高島市の田んぼでは、初夏になると琵琶湖からフナやナマズが産卵にのぼってくる。滋賀の名物ふなずしは田んぼでフナを捕って作ってきた。しかし、近年のほ場整備で田んぼと水路の段差を大きくし排水性を高めたため、ナマズやフナが入りにくくなっている。そこで農家の有志が階段状の魚道を作り、ナマズやフナの産卵を手助けし始めた。水路の水かさが増す雨の日、ナマズたちは田に入り、オスメスが体を絡ませて産卵が始まる。