番組概要
日航機墜落事故から40年。“御巣鷹の尾根”を長年一人で守ってきた黒沢完一さん、82歳。遺族の高齢化に、自身の体力の衰え。犠牲者の魂と向き合い続ける管理人の物語。
番組詳細
群馬県“御巣鷹の尾根”に日航ジャンボ機が墜落、520人が犠牲となった事故から40年。尾根の管理人、黒沢完一さんは、長年ひとりで慰霊の場を守り続けてきた。年に150日以上、険しい山に入り、遺体が見つかった場所に立つ墓標の修復や山道の整備を行ってきた。しかし遺族は高齢化し足を運べない人が増加。黒沢さん自身も80代となったが後継者は現れていない。大切な場をこの先どう守るのか、黒沢さんのひと夏を追った。
【語り】milet