番組概要
香川県西部の象頭山。中腹には金刀比羅宮が鎮座し、社殿を取り囲むように常緑広葉樹の森が広がる。夏、絶滅が心配されるタシロランが花を咲かせ、夜、ムササビが動き出す。
番組詳細
香川県西部の象頭山(ぞうずさん)。標高は616メートルで、中腹には「こんぴらさん」の名で親しまれる金刀比羅宮が鎮座する。社殿を取り囲むのが手厚く守られてきた常緑広葉樹の森。夏、たくさんの鳥が集まり、夜にはムササビやアオバズクが動き出す。麓の森では絶滅が心配されるタシロランが花を咲かせ、キシノウエトタテグモが地面にちょっと変わった巣を作って、近くを通る虫を狙う。多様な命が息づく象頭山の森を見つめる。
【語り】斎藤希実子