番組概要
志摩市は古くからのかつお節の産地。いぶすのに使うのは周囲の照葉樹林から切り出されたウバメガシだ。手入れされた明るい森は生き物も多く、それをねらって野鳥が集まる。
番組詳細
三重県志摩市の大王町波切(なきり)地区は古くからかつお節の産地。今もいぶし小屋でかつお節が手作りされている。そのいぶしに使うまきが海岸線に広がる照葉樹林のウバメガシだ。ウバメガシは火もちがよく、株さえ残せば何度でも再生し繰り返し利用できる。人々が森で木をきり利用してきたおかげで、日当たりのよい明るい森が保たれてきた。そこには昆虫などの生き物が多く、それをねらって多くの野鳥たちが集まる。