番組概要
原爆が投下された長崎で、奇跡的に生き残り、被爆体験を手記に残した子どもたち。戦後80年、足跡を訪ねた。伝えてくれたのは、ずっと胸にしまい込んできた思いだった。
番組詳細
原爆によって児童約1500人のうち9割近くがなくなった長崎市・山里小学校。奇跡的に生き残った37人は、壮絶な被爆体験を手記に書き、世界で初めて出版された。NHKは、親や家族を失った児童のその後を記録してきた。「生き延びた後のほうが地獄だった」と語った人もいた。80~90代になった37人は、いま何を思うのか。語り始めたのは80年間、誰にも言えなかった思い…。かつての被爆児童たちの“いま”を見つめる。