番組概要
飯山市には農家が守ってきた里山のブナ林がある。森の水を田んぼに利用するためだ。森には貴重な野花が咲き、さえずりが美しい鳥クロツグミも飛来する。
番組詳細
長野県飯山市では「ブナの木1本で田んぼ一反を潤す」と語り継がれている。飯山は冬には深い雪に覆われるため、比較的高い山に育つブナが集落近くに分布する。人々はそんな「里山のブナ林」を大切に守りながら、森から生まれる水を米作りに利用してきた。村人たちに守られた森はギンリョウソウやザゼンソウなどの貴重な植物が育ち、美しいさえずりで知られるクロツグミもやってくる。