番組概要
十勝地方の太平洋岸、海に面した沼・生花苗沼は細い砂洲で海と隔てられている。春、激しい波でこの砂洲が決壊すると、浅い水辺や干潟が生まれ、生きものが一気に集まる。
番組詳細
北海道十勝地方の太平洋岸、海に面した沼・生花苗沼(オイカマナイトー)は、細い砂洲により海と隔てられている。3月、この沼に、ある劇的な変化が起きる。春の激しい波により砂洲が決壊し、沼を覆っていた氷が海へと一気に流れ出るのだ。氷の下からは水辺が現れ、そこには野鳥が集まってくる。広がる干潟では魚が取り放題。オジロワシやキタキツネが冬の空腹を満たす。劇的な「砂洲の決壊」がもたらす水辺のドラマを紹介する。
【語り】小林孝司