冷蔵庫、買ったんですね！
何も縛られたくないと思ってたけど、実は祖母と家と咲子との関係にも(いい意味で)縛られていた羽さん。納骨し家を預け自由に生きる羽さん。何か変化する度に、話し合えばいい信頼関係を築いた恋せぬふたりに拍手を贈ります。
素材のいい野菜をコトコトじっくり煮込んだような、味わい深いドラマをご馳走様でした。

高橋羽のどこかに固執する心を変えたのは、咲子。
祖母とかその家に呪縛？されていた心がほどけ、人間とのかかわりの少ない大地との暮らし。
咲子も世間の目という呪縛から解放されました。

今回のコロナ禍で、人間関係の縛りに息が詰まっていた私には、明るい示唆のあるドラマでした。
あんなに美形だからこそ、日焼けした、土にまみれた農夫を演じられるのでしょう、一生さん。

羽さんは亡き祖母と共に家を守り、波風立てず静かに暮していたい人。
でも他人と暮らすという事は、常に波風が起きるということ。
咲子と暮らし始め、その小さな波風を(カズ君乱入の嵐でさえ)戸惑いつつ楽しむようになっていった羽さん。
今回、最大の大波が襲来。咲子も元カノも羽さんの本質を知りながらも、めっちゃ大胆に(ある意味ズカズカ)踏み込んで来た！
羽さんは人生の分岐点に立っている。

高橋一生さんは上手くなりすぎて普通の恋愛ドラマとかもう出てくれなさそうだなあ、、、
結末は見えたような気もする。始めの方の違和感はほとんどなくなった。もっと盛り上げようとすればできたろうけどそれをしなかったのは好感もてる。
羽さんの過去は悲しかった。手酷いフラれかたをしたとかじゃなくてよかったけど、逆によけいに本人が傷ついたかもしれない終わりかた。
最後に救いがあるといいなと思う。

副主人公のようなお祖母さんが、一切画面に出ず、遺影すら出ないのは、一種の技巧かな。
その技巧があまり生かされていず、もったいないドラマです。
羽を演じる一生さんの動きの的確さに、唸りました。

目が釘付けになりました。これからもっともっと、成熟してゆく人です。

第七話は、一生さんの独り舞台を堪能しました。
あの演技には、見とれてしまいます。

期待していたドラマでした。
でもねえ、何かグイっと胸に刺さるものがまだありません。
視聴者は目が肥えているのですよ。

ドラマ離れをして当然です。

高橋一生さんを起用しているから、何かあるぞ、何かあるぞと毎回期待していたのです。
あと２回、Ⅰ時間で唸らせてくれますか。

番組表を見る限り次回は3月14日。
その間さびしいけど色々と高橋羽の内側に想像をめぐらしましょう。
岸井さんの演技も好感が持てるし、2人の行く末を、それぞれに想像できて、楽しい「お預け」の
時間にしたい。

今回の最後のシーンで、羽の態度に触れて、咲子は泣き始めます。
その泣き始めを見て、こちらも落涙しました。
咲子は、何も問わず、夕食を作ってくれた羽の優しさに、触発されて泣いたのかな。
他者への優しさに満ちた羽。
他者の心に踏み込まず、説教せず、全身で聴く。イチバン難しいことです。

一生さんの大ファンで、番組表で目に付けば見ています。
いい役者になりました。
今回の役目も、目立たずその役に溶け込み、飄々とした演技を見せています。
そう、近ごろの一生さんは、飄々としている、という形容がぴったりです。
誰か俳優が、ダントツに目立つのは、作品のメッセージが薄れます。
目立たず、しかし一生さんではならぬ存在。

一生さん演じる高橋羽なる人物は、女性のもっとも憧れる男性です。
どんな渦中にいても、冷静な判断をして、相手の意思に耳を傾ける。
私など、昭和の男の父や夫に向き合っていますが、相手の言うことは聞かない。
理屈に合わなくなり対抗できなくなると、大声で女性や子供を含む弱者を威嚇する。
詰まらない男ども。
そしてその理想の男を一生さんが演じていますので尚。

次回は高橋羽の過去が語られると予告にありました。
どんな事態にも動じることのない、しかし心の温かい高橋羽。
こんな同居人なら私もＯＫ。
そしてセックスを強要しないなんて、同居人には最高です。

こちらが日常の雑用に埋没している間に、ええーっ、一生さん第29回読売演劇主演男優賞をお取りとか。
その時の挨拶がまた異例です。
受賞作「フェイクスピア」に関わった出演者・スタッフの名前を挙げて（これに挨拶の時間をほとんど掛け）
「このうちの1人でも欠けていたらこの受賞はなかった」と言い添えています。
具体的ですねえ。

さすが役者巧者‼
謹んでお祝い申し上げます。

おっと意外な展開に。
高橋さん、まさか子供いる？それとも、いた？
子供がいるとまた見方がずいぶん変わるのも不思議な感覚だなあと思った。

２７日の日曜日２３時４５分から２３時５０分、恋せぬふたりの名場面プレイバックと後半の見どころを、一挙放送！岸井ゆきのさんと高橋一生さんの、インタビューも！これは見逃せない！！実は私、ちょっと、このドラマの迷宮に迷い込んだ気分になりつつあって…。この五分ぽっちりの時間で、どれだけ私に分からせて頂けるるのか…期待と不安とが入り混じっていますが、大切なメッセージを含んだドラマだと思い続けてはいるので……

レスビアンまで登場して、ちょっと散漫な流れになりました。

この流れをどう回収してゆくか。

3人で行楽に。
お土産を買ってきたカズが言う。
「羽さんはどうしてお土産を買わないか」
羽の答え。
「誰と行ったかと同僚が聞いて来て煩いから」

高橋羽は、少し怠惰であるなあ、と当方の感想。
煩わしい質問も、適当に受け、同僚に旅の面白さのお裾分けをすれば。
羽は四角四面過ぎるかも。

高橋一生さんの演技に魅入られています。突然押し掛けてきた男性はちょっと騒がしいけど、最後は理解してくれるのかな？

二週間抜けた本ドラマ。
展開が愉しみです。

昔にもいたはずのこんなタイプの人間が、どうして過ごしたのでしょうか。
その点、多彩な人間をうけいれようとするこの時代。

いいですねえ。

こんな温かいドラマは、NHKならではでしょうか。早く色々な偏見や思い込みがなくなるといいな。

一挙再放送で追いつきました。
すごくおもしろい。
咲子の過去は語られたけど、羽の過去は今後明かされるのでしょうか？淡々としているようてブログなんてやるくらいなら承認欲求の強いタイプに思えます。
咲子は今まで愛想良く周りに気を遣って合わせてきたけど、羽に出会えて解放されたのでは。
まだ若い2人だから変に見えるかもしれませんが、40代になれば不自然じゃないですね。

再放送のお知らせをありがとうございました。
一挙に見ると、意外なメッセージを受けるかも。
オリンピックには少々、食傷気味ですから。

１８日金曜の夜、１９日土曜なりたての０時１分から、恋せぬふたりの第一話の再放送が！続けて、第二話第三話第四話迄、一挙再放送…の予定のようですよ！復習出来るっ！！！

オリンピックでお休み残念。
何気に楽しみにしてたんだと気付きました。こういうのっていいドラマ。
わからないからわかりたい気持ちを刺激されてます。制作さんの狙い通りですね。キャスティングもよかったとほんと思いますよ。一つ間違ったらひどいドラマになってた可能性もある。

本日、この１週間のテレビ番組表を見ました。
今週は、オリンピック関係の放映のため、本ドラマの放送はお休みですね。
まこと残念。
次週を待ちます。

私はそのシーンをしっかり見ていなかったのですが、解説などによると、
カズ君の落下を守るために、羽が手を出し階段を転び落ちて怪我を負ったらしい。
人はとっさの時に、本性が出るといわれています。
そのとっさに、相手を守る、という羽の動きは、神々しいです。

私などには絶対にできません。
相手がわが子であろうと、自分は助かりたい。
羽はステキな存在です。

先が全く読めなくなって来た。アロマアセク同士じゃなくても、カズくんが言うように恋愛抜きで兄妹みたいな関係でも家族になれそう(カズくんが辛くならなければ、の話)
今の状態はシェアハウスと同じで、三人で楽しく暮らしていけそうだけど(笑)
「家族」という枠に固執してしまうのも、逆に窮屈な気もするし。

高橋羽が転んで落ちたのは、羽の家の前でしたね。間違っていたらゴメンなさい。
散歩をしていてあんなふうの家を見ると、高齢になると大変だなあ、思う。
羽は、老いた祖母の出入りの度に、手を貸していたのかも。
若者でも落ちたら怪我をするのです。
水はけとか、佇まいとかを優先して作られた家。外見は、堂々として立派ですが、不便極まりない。
デイケアなどの送迎に、スタッフを泣かせます。

第三回目のワクチン接種をした日に視聴しました。
発熱があり、うとうとしているのに、これだけは見たくて。
ウザイ存在だったのが、意外にものわかりの良い青年になったカズ。

人間には様々な側面のあることを示唆してくれました。

カズくんいいヤツ！ウザいけど(笑)
彼や咲子の家族が極端なのはドラマの言いたいことをわかりやすく伝えるために必要なんでしょうね。
わからないことをわかろうとするカズくんがよかったです。アロマ・アセクの言葉を最初は言い淀んでたけどラストは自然に言えてました。