係長不在の９係。もしかして、渡瀬さん治療のため？一人のシーンは後で撮った？と想像。
多岐川さん、お姫様みたいなキャラでやってきてましたけど、今回の老け役とても良かった。
綺麗なおばあさん役にシフトできるのでは？

９係分裂？ という予告に釣られ見たけど 何か肩透かしの回でした。単に係長が己の勘を信じ先走っただけ。裏を返せば他の皆は頼りに出来なかった。

地味系の話で、ぼぼっとながら見していたんですけど…
この回はずるい。

アルツハイマー進んでゆく多岐川裕美さんが美しくて哀しく、
小野武彦さんがまた巧いから、対峙していた係長も泣いていたし、
見ていた方も泣けて。
「きちんと償いを受けないと、天国に行って妻に会えない」
紙の上の結びつきより、はるかに深い純愛。

切なすぎました…。もう小野武彦さんには泣かされた。さすが大ベテラン。

９係シリーズ大好き・・・ただ個人的には、今シリーズに入りなぜか寂しい・・・ようやく謎が解けました。”倫子ちゃん”夫婦のやりとりや義理の親子関係の喜怒哀楽やヤキモキを共感する展開がないことと、９係の各コンビが皆ドタバタギスギスしすぎてこれまでのアットホーム的なところが激減してしまったこと。次のシリーズでは再び”係員の人間ドラマが主体の刑事モノ”に戻って継続してほしいなぁ。

昨日の事件のオチには大笑いしちゃった。こういったエピソードを欲していたからね。

メリハリがないまま相棒迄の繋ぎになってるせいか 事件や捜査過程が釘付けになるほどの回は皆無で初期を上回るのは難しいんだろうな。もちろん キャストは安定の演技。でも 物足りない。渡瀬さんが辛いなか頑張ってるのに脚本に魅力ないのが残念。

出だしの時計の逆戻しで、「相棒」で見たぞと思い、三分割画面で、以前の「９係」でも有ったぞと思った。同じ演出家か？とも思ったが、調べる気力が続かず仕舞い。中盤以降の「９係」のチームワークに満足し、終盤も、まずまずの感じ。しかし、チンパンの見張りが生きて逮捕されている以上、麻取として潜入の続行は無理じゃないの？とも思った。でも、中盤のお陰で好きな回だ。

中国マフィアじゃなく、麻トリのアンダーカバーだった葛山さん。
（推理ものゲストで出ると毎度淋しい結末になる人で、エンジェルハートでは落命してましたね）
元カノと息子の平穏な暮らしを守るため、二度と会わないを選択。
けど、聡明な息子には正しく身の上が伝わりました、と。

しかしかちゃかちゃと忙しない話だった〜

殺されちゃったカメラマン、赤ちゃんの時に捨てられて施設で育ったから親の愛を知らないって言ったけど、施設の職員さんの愛は感じなかったの?愛情注いでくれた人がいたはずだよ。カメラマンが家族だと思っていたカメラ仲間と恋人さえもそのことが分からなかった。彼の人間性(って言うの?)が火事で子供を亡くしたおばさんに分かるはずないよ。ホント息子が一番可哀想だなぁ。

ちょっと目を離した隙に、犯人の聴取終わっちゃってたけど、
本屋バイトしてる息子に、問題の写真見せたらどう反応したんだろう？（案外平気だったんじゃないのか？）とか、
殺害に及ぶ前に、あんなまくしたてるようにじゃなく、冷静にカメラマン君と話し合えていたらなー…（でも彼、超口下手だからなー…）とか、
まあ理不尽な殺害だった回。

カメラの話、ちょっと『相棒』みたいだったかなー。

しかし問題の写真は報道写真でもなく、それを「無神経」「本屋でバイトしてる息子の目に入るかもしれない」「あなたには母親の気持ちが分からない」と毒殺決行した女がなー…

カメラマン君は、親にネグレクトされ施設育ちで、寡黙・不器用で…
ラストに現像された二眼レフの写真も切なく。

倫子が結婚結婚てグイグイくるようになったのは、何故だろう？夢を諦めたから？浅輪君が気の毒になっています。

姫川マヤって、ひとりガラスの仮面？(笑)と思っちゃいました。たぶん、脚本を書かれた方は漫画をご存知でシャレなのかと思いますが、偶然ならすごい(笑)

宝石の産地偽装を検証するため、小宮山さんの私物：アレキサンドライトリングを粉砕したあたりから、
「嘘〜…」と引いてしまって、寝落ちてしまった。。

『科捜研』マリコさんだったら、スペクトル？とか蛍光性？とかで、砕かずにサクサク検査結果出してくれそうだけど…

川岡大次郎さんって、年取りませんね。

セクハラ疑惑整体師が、無実で…　10年前の出来事（女生徒とのスキャンダル）も冤罪で…
水族館での時間が微笑ましく。
しかし元生徒「罪作りな軽挙盲動〜」と勘に障ってしまい、後半、飛ばし見に。

冒頭に出てきた倫子ちゃんの弁当、「さすが」だった。

９係といい、おみやさんといい、土ワイのタクシードライバーといい、渡瀬さんてホントにテレ朝の功労者。安定感が凄い。

山本 圭 さん 西尾まりさん の演技に感動。

二時間スペシャルにして一話ずつって(汗)だいだいあのおばさま必要?　一話目の最後に意味深に「これから何が起きるかも知らずに」とか言わせて事件に何か関係あるのか?って思わせたかったんだろうけど、倫子ちゃんがいるんだなってすぐ分かっちゃったよ。

本当に無理矢理長くした感じですね。

スペシャルだからいま少しメッセージ性を期待したなに途中で切りました。一時間ドラマをだらだらと二時間にしたような間の悪さ。視聴者はもっと濃いドラマを期待しています。

初回は二つの話を無理矢理くっつけた感があり、少々違和感。
野際さんと羽田さん津田さんて・・・かぐら屋か！と突っ込んだのは私だけではないはず。

晴れた空のように青いチューリップ、晴美。美しい偽りの記憶が、人生の輝き。
老いた園芸家：山本圭と、その娘さんの演技が巧過ぎて…　落涙。

ラスト、ついに倫子ちゃんから逆プロポ—ズ。
（長かった。ここまで滅茶苦茶長かった…）

出演者が変わらない長寿番組　好きです。楽しみ(^^)