ま、今までいろんな方が「茶々」役をやられました。
やっぱ人生経験の少ない、若すぎる女優さんでは、時代劇はきついのかなと
いう感じは、私も感じました。
喜多嶋舞、宮沢りえでも違和感がありました。
個人的には、池上季実子さんが好演されたのは印象に残っています。
来年は「セクシー大河」と銘打ち、熟女が沢山登場しますので、中年、熟
年の方も楽しめそうですよ。

「戦国一の絶世の美女」市の三姉妹のうち、
母（市）の美貌を最も受け継いで居る「茶々（淀殿）」が、
やはり役不足と指摘したい。
粘着質に女好きな秀吉が、幾ら、信長の姪
市の娘でも、やはり、二階堂茶々に
あれ程、執心するとは、如何しても解せない。
おね（黒木瞳）と張り合う器量にも見合わない。

それと、あの世で織田信長と対面する秀吉だが、
結果的に織田家の財産を乗っ取ってしまった秀吉。
「右府（信長の事）様、右府様、お許しを」と惨めったらしく
死んで欲しいねえ。
秀吉がヒーロー、主役ではないからこそ、出来る演技があるはず。

信長は格好いい最後だったが、秀吉は惨めな死に方をして欲しい。
天下人とは思えないような最後を。
「秀頼の事をお願いいたす」
ひたすらこの世に未練があるような感じで演じて欲しい。
涙とよだれで、下賎の者にも誰かれとも頭を下げる親バカの秀吉を。

人を将棋の駒のように扱い始めた秀吉。
信長が生きていたら、それこそ「秀吉」と「明智光秀」のライバ
ル二人を競わせて、朝鮮出兵させたことだろう。
熊本を二分したライバル加藤清正と小西行長みたいにねえ。
運命の不思議さを感じる。

明？朝鮮出兵？
総大将は小早川、先鋒は加藤清正と小西行長を競わせる？
小早川と言っても、隆景ではなく、養子に行った秀吉の縁者の
小早川秀秋のことかな？で、軍師が官兵衛。
関東の雄、北条攻めも済んでいないけど、先の先まで考えてい
るんだねえ、秀吉。

「先見の明」と云う、天賦の才を有する官兵衛から見れば、「天下人」秀吉の危うさが～実に滑稽であった。『耳の痛い事』を云ってくれる官兵衛を蔑ろに扱い、『究極の「ＹＥＳ　ＭＡＮ」三成』を重用する事で天下人秀吉の底なし沼への転落が始まる。脆弱な土台の上に、贅を尽くし放題の箱物散財に執着する秀吉を高みの俯瞰見物の真の実力者徳川家康は『機が熟する』のを只管待つ。夏冬大坂の陣～関が原の敗北は此処から始まった。

秀吉が嫌いな黒茶碗の意味は？
俺が嫌いな物を出すなという自己中、ワガママを表表しているのか？
何故嫌う？何ものにも染まらないぞという意味の強さを表す黒色。
「もっと天下人の俺を敬い、尊重しないか」と言っているのか？
一方、茶碗の色など全く気にせず、平然と飲む常識人・家康。
家康に好感を持ったのか、黒田官兵衛。

お先にＢＳ視聴。
やはり秀吉が秀吉らしく見える。いいねえ、今度の竹中秀吉。
以前の堺屋太一氏の「秀吉」は、明る過ぎて違和感大ありだった。
時代考証も含めてね。
権力に溺れ、人が変わったように、陰湿な面がよく出ている。
秀吉の晩年が楽しみだね。

粗衣粗食で有名な徳川家康公。
辛抱忍耐の方というイメージもあるが（信長に妻を殺ろせ、跡取り息子
を殺せと言われても、我慢辛抱した方）、よくぞ秀吉を謀ったと思う。
官兵衛さんは徹底的に秀吉に疑われたのだねえ。
やっぱ中国の大返し「今こそ天下取りの好機。わっかりますか～」のあ
の発言が原因かな。

信長：「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」～無能者不要と云う、冷酷非道～戦国時代を生き抜くに長けた人物。

秀吉：「鳴かぬなら鳴かしてみせようホトトギス」～己の野望を成し遂げる為には、あらゆる術を駆使する曲者。

家康：鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」～機が熟すまで辛抱強く待つ、家康の忍耐強さを現した俳句。

寺尾さんの徳川家康は．．
「たぬき」の皮を被った「オオカミ」らしいですね（笑）。
秀吉が生きているときはパッとしなかったのに、死ぬと俄然
やる気になるのか。関ヶ原にいたるまで、どういうふうに多数派
工作するのか、今から楽しみです。

しかし、まあ、秀吉は自分の味方になる人間には、ほとんど領土安堵
したはずなのに、なぜ宇都宮家だけ？という気持ちが私の中に疑問と
して存在している。
後あと、トラブルの元になるのに。秀吉自ら作り出した禍根。
しかも、その領地をよりによって官兵衛さんに与えるとは？
意地の悪い見方なのだろうか？

「軍師官兵衛」荒木村重役の田中哲司さんと女優の仲間由紀恵さん
との「結婚」が噂されております、ネットで。
近く正式に発表されるようです。
田中さん、心身共に充実していたのか、良い演技でしたよ。

やっぱ光さんの顔を見ると、ホッとする（笑）。
女性たちの語らいがドラマに安心感を生んでくれる。
秀吉をはじめ男性の世界がギスギスして黒い権力志向だけに、
なおさら女性陣見ると、安心する。
このバランスがグッドなんだよね。

秀吉は家臣に恵まれている官兵衛さんを嫉妬している
のではないかと思った。いい家臣がいるしね。
その上で、自分の命に従わなかった宇都宮が黒田家の家臣
になるのが気に入らなかったんだろう。やはり嫉妬だ。
黒田長政が官兵衛さんの代わりに、自分で泥を被ったねえ。
長政も可哀想だった。

九州までの長旅、光さんはじめみんな疲れたでしょう。その辺を描いてくれたらなあ‥久しぶりの黒田家一同が食事をする場面などあってもいいかなあ。長政のそばに居る若い武将、官兵衛が引き取り育てた子供たちだと思うのですが、誰が誰？紹介の場面も欲しいなあ。今まで描かれることがなかった歴史の場面、黒田家を描く回も欲しい。それにしても、秀吉って女好きですねえ。

全７回や全１０回が当たり前の如くのテレビドラマが数多の今日この頃に有って、一年（４クール）５０回前後放送される「大河ドラマ」を視るに付け、流石に日本放送協会ドラマの歴史と伝統～ＮＨＫの底力を実感させられて居る。特に、本作は、軍師官兵衛の秀吉からの厚い信頼感が、卓越した官兵衛の能力が徐々に秀吉との確執を生じさせて行く様の中でも、相変わらず、官兵衛と周囲の人物（奥方・家臣ら）との心温まる交流に涙腺が。

播磨のイチ豪族のマイナーなお話から、全国区のお話・信長の本能寺の変
を経て，秀吉の軍師へ。
ここまで挫折させる事なく、興味を持たせてきたのは、優れた女優陣のお
かげ。特に光さん役の中谷さん。少なくとも私はそう。
今度はまた、大名とは言え、九州のマイナーなお話に戻る。
女優陣の場面を変にカットしないでね。
楽しみにしている人もいるのだから。

お福の人、９係で金髪でビリヤード教えててびっくりした。最初分かんなくて母に言われて分かったよ。
役で全然変わるのは分かるけど金髪だよー

「お福は、母であり、姉である」か（涙）。
光さん役の中谷さん、本当に演技上手いねえ。素晴らしい。
いつも泣かされる。やっぱ人生経験を積んだベテラン女優は、
やはり違うわ。
「江」のように、コギャルのような若い女優いっぱい出てきて、
キャンキャンやっても、時代劇はムリだと感じた。

現時点で、既に、官兵衛父子は「秀吉」を見限って居る。
官兵衛の「軍師」としての卓越した能力～天賦の才を
根底から支えて居るのは「超人的な～先見の明」
天下人「秀吉」の偉大なる過ちは
「三成」を重用し、「官兵衛」を遠ざけた事に他ならない。

官兵衛さん、秀吉から冷遇されてきてかわいそう。そうなると光成がやっぱり悪く描かれますよね。光成、なんか顔つきも変わってきて…。官兵衛がいつも黒の衣装、光成が白の衣装ですね。あと、私は、糸さんがかわいいなぁ。
それから、荒木村重を村木荒重って間違えちゃうの私だけ？
荒木さん好きだったのに、もう出てこないんですね。

戦国時代ってやり尽くしたと思っていたら、九州征伐初め知らないないことがたくさんあって(汗)このドラマ新鮮に映ります。

これほど荒木村重とか高山右近を丁寧に描いてくれるドラマは、
私は知らない。関西地区にも住んでいたこともあり、名前だけ
は知ってはいたが。
本当にありがたいと思いますよ。秀吉のドラマで、九州征伐も
描かれたこともないし。これからもこのドラマ、応援します。
まだまだ知らないことが多く、ホント勉強になります。

時代背景は、群雄割拠の戦国時代。何より優先された事案が「戦に勝利する事」は云うまでもない。秀吉の数多の戦を勝利に導いた～軍師半兵衛と官兵衛の発言力が強まるのは必然。更に、「五大老」～家康・利家・輝元・秀家・景勝の管轄下に実質置かれた「五奉行」～石田三成など～。文治派の三成は、全国規模の検地を統一「太閤検地」を実現させたと同時に金庫番でも有ったが行政職。命懸けの合戦に出陣する者に分が有って然るべき。

切れ者と謳われた三成が、官兵衛に常に論破されるってどうよ。

竹中さん、数十年前にやった「秀吉」より格段にいい演技だねえ。
同一人物には見えない。
権力に溺れた陰湿な面がよく出ている。
やはり時代劇はある程度キャリアがいると感じた。

吉川元春は渋い！死に際に「わしの命存分に使ったか？」官兵衛もたじたじといった感じであった。
岡田君、つば飛ばしすぎ！？水飲んでたのか？でも、命をください！とお頼み申すのだから力が入る
よねえ。九州までは遠い道のり、大変なことだったと思う。
小早川隆景は武将としても立派。テンポが速くて、大友宗麟やらたくさんの武将が出てきますなあ。
岡田君の出番が‥。

小西マグタレナ？おねの侍女。小西行長の母。
石野真子ちゃん？懐かしい名前だねえ。出ていた？
私が東京に住んでいた頃の、アイドル歌手だった人。
出ていたかねえ？
今日もう一回録画見てみる。