最初の事件の「惚れ惚れする海辺の断崖」と、最後の事件の「見事すぎる壮麗な橋」の造形美に、見た甲斐があったドラマ。

佐原の台詞が、過去最高に聞き取りづらかった最終回。秩父吊り橋事件の真相も、実に安直で。
事件の解明が「傍聴席での発言だのみ」だった点が、「裁判記録って、どうなってんだろう？」と考えさせる。

せっかくの釈ちゃんであり市原悦子だったのに、この最終回の低調ぶりは、がっかりを超えて　ぽっかぁ——ん。

淡々とした中にもなかなか見せ場ある最終回でした。
正和さんちょっと置いといて（汗）、重層で分厚い役柄を演じた橋爪さん、さすが。

同じ法廷劇、ギャルビン役を彼にしてシドニー・ルメットの「評決」観てみたいなぁ。
するとフィッシャーは誰、コンキャノンは誰………脳内妄想広がります。

　批判の多い主役・佐原の声ですが……
　『疑惑』の時でもそうでしたが、田村正和さん、『ゴッドファーザー３』のアル・パチーノを意識してるのではないかなあー。ずっとそう思っていました。
　さてさて、いよいよ最終回。
　初回はとんでも事件（暴恋の果ての日本刀殺人なんて！）のとんでも弁護だったが、また『疑惑』みたいに、最期の土壇場に逆転満塁ホーマーかっ飛ばしてくれるのかな??

田村正和のセリフは本当に聞き取れない　大問題
しかし松本清張の原作があるからわかるけどさ、現代の設定のままで役名が鶴子とかさ、ありえない　いまどきそんな名前なかなか無いな～

　本作の元である『疑惑』（脚本・演出・主演ともおなじ）は松本清張原作をベースに、まったく別の視点で罪無き者の真実に光を当てる構成が“司法の理想”を問うて原作を超える傑作となり得たと信じます。
　最終章宣伝を兼ねた１・２回目再放送で初見しましたが「罪は身体が犯したこと」「よって被告は無罪」てな論法はいささか強引。
　しょせんは“二匹目のドジョウ”。豪華なケースを覗いたら中身がなかったような……。

市原悦子が告白した、30年前の転落事件の真相は、若村さんの「火の記憶」事件応用編みたいだし、市原さんが無実なら橋爪さんは釈ちゃんの弁護から降りられる訳で。

最終章の事件、ナナメ見てた木村多江さんの事件とリンケージしてるんだけど、その構成が「活きてくる」ためには、初回からず〜〜っと見続けてなきゃなんないという‥‥（溜息）

真矢さんの店で橋爪弁護士が刺されるシーンが実にリアル。
加害者の狙いは彼一点、他者に害を及ぼさず「自首するから…」は暗部の演出として上出来。
こうやって色んな真実が闇に葬られていく様（無被害の関係者にも無言の圧力）…骨太ですね。

「心配ない。自首するから」
……………。
こえー。

脱落しました～・・・田村さんの声が聞き取れないのでイライラしちゃって。そうだ！見るのをやめればいいんだ！と、気づきました。

今回、非常〜〜につまらなかった。まず、法廷ドラマには合わない。被害者：妻が国仲さんだった時点で全貌丸見えだったし、『ホンボシ』の船越さんに任せた方がいいような素材。

次からもう「最終章」なんですね。骨太な素材であることを期待。

今日も手堅くまとまってました。
脚本のちゃき克彰さんて調べたらまぁ色んなドラマや映画で活躍されてますね。
（鉄矢さんの「刑事物語」にも絡んでらしたとか）

来週からは最終章。釈ちゃん復活も含め期待してます。

2011年の「30年前」は、1981＝昭和56年　どした。。
ん〜〜、、バブル景気に至れる、５年ぐらい前？

昔の推理物って、人間心理が濃厚ってか骨太？で
“〜と思い込まれていた事柄”がくるりと反転して「様相ガラリと一変する時」の見事さ☆。

2011年現在から「30年前」と言われても、たかだか1989年（昭和64・平成元年）にしか遡れない点が残念。
高度成長期頃までの昭和定番設定は、そのまま使用するには苦し‥‥それが年々加速の一途。
（ああ麗しきディタンス、常に遠ざかりゆく風景‥‥と）

以前も言いましたが「火の記憶」編での福岡県筑豊地方の考証、少々疑問。
原作当時の設定をまんま使ってるのかな？
現代、熱子の少女時代と30年ずつズレている感じなんですよね～。

あと岩崎さんの乱調ぶりが目についた。ヘタな役者さんではないはずなのに…。

内容は面白いと思います。大人が見れるドラマって感じ。でも、田村さんが何言ってるかわかりません。ストーリーが解らなくなります。もったいない！

一年かけて撮影したそうですが、すると田村さんはずっとあの声なんですね。癖のある話し方は若い頃からの特徴ですが、今のあの声はご病気なんじゃないかと心配しています。 今夜の若村さん演技が非常に楽しみです。

佐原さんが何を言っているのか聞き取れない場面が多く、面白みが半減でした。

話は面白い。

でも、田村正和が、何を言っているのかわからない・・これってすごく重大な問題だと思う。

雰囲気でわかれ、と言われても…

だから、キムタクも真似してボソボソ喋るのがカッコいい、なんて勘違いするんだと思います。

１話から見てます。最初は田村さんの弁護士役に引かれて、興味本位に見始めたのですが、これがすごく良くて、面白くて・・・！今週の事件も面白い、来週が待ち遠しい

なんだかテレビ朝日が相棒だけじゃないって訴えている感じがします若村さんってすっごい

すきだわ～この手のドラマ。これだけ内容濃くても
木曜夜だから、朝起きて気持ち引きずってても
仕事１日くらいこなせるし。
外交官・・・より　がぜんいい。

ゲスト女優さん達がなぜか皆自分好みで思わず全回観ています。

ところで今回（若村さん編）、現代の福岡県筑豊地方の描写！
ちょっといくら何でも…苦笑。昭和40年代じゃないんだから…。
いつまで経ってもこんなイメージなんでしょうね、我がふるさとは……（涙）

余談。ぐっさんのヒゲ面最高。イスラムの指導者コスではねトびの回転寿司出てそう。
次のシーンでは剃ってしまっててちょっと残念…。

『火の記憶』ってのが原作なんですね。若村さんのエキセントリック演技が効いてて、ぐいぐい引き込まれ‥‥前の話とはケタ違いの緊迫感が。

岩崎ひろみさんなのか？？の女刑事が、ハンパなくウザっ。。そしてなん〜〜か裏があるように見えて、うさん臭くて仕方なかった。

今夜は一番楽しみにしてた若村麻由美さんの回。はたけやましずかの幼児殺人がモデルみたい。どうアレンジして見せてくれるかな？

真面目に作られたドラマですね。田村正和さんは時代劇なら「眠狂四郎」のようなクールな役、現代劇ならコメディタッチが似合う気がして少し軽い感じがしますがまあ気にはなりません。昭和にたくさんあった重厚で綿密なミステリーやサスペンスドラマには遠く及ばないけれど、やすっぽいノリだけのドラマがあふれかえる現在では充分に佳作だと思います。清張ベースで動機に照準があたるのがいいです。

初めて書きます。まるで小説を読んでるよう。でも嫌いじゃない。でもライティング？照明がもっと自然にならないかな。気になって、物語に集中出来ない時も。安っぽい感じが全面に出てます。素人ですが。すみません。次回ももちろん見ますよ！

ゲストで さんまさんが古畑の様に被告役で出てきたら面白い。でも 仲があまり良くないみたいだから実現は厳しいかな。

存在感抜群の田村さんのドラマ、欠かさず見ています。キャストもベテラン大人揃いで好きですね、落ち着いて見ていられます。これからも楽しみ。

田村さんは昔から「田村です」。だから、滑舌やキャラが気になるのであれば、このドラマをみてはいけません。それを言うなら、橋爪さんは迷宮案内ですよ。清張切り張りはわかっていることなので、その切り張りをいかにうまく持っていくのか楽しみです。その他配役も皆さんいいですね。次回もみます。