まるで詩が詠まれているようなファンタジーの感覚で満ち溢れているのに、描かれているのはシビアなリアリティだ。アッパークラスの生活を何の問題もなく生きてきた人間には決して口にすることのできないセリフがさらりと聞こえてくる。心に刺さる。ストーリーがどうなるということよりも毎回どんな描写に出会えるのか、それが楽しみだ。大人のためのドラマ。

一話に一回は楽器の音が聞けるのが嬉しいです。もう少し長く演奏を聞かせてもらえるともっと嬉しい。普段の生活では聞かない音なので。

カツ丼食べながら、食べたら軽井沢帰ろう、って言ったマキさん。病院行かなきゃ！亡父にお別れの言葉伝えなきゃ！一生後悔するぞ！！ってセリフならはいて捨てるほど聞いたことあるけど、そこを問い詰めることもせず、食べたら帰ろう、って。こんなセリフ、普通思い付かないよ。でもこんなふうに言ってくれる人がそばにいたら私もどれだけ救われただろう…、って思いました。

次回は簀巻にされる諭高。簀巻は「近世の私刑の一。身体を簀に巻いて水中に投ずること」と辞書にあるけど、水中に投げられるのも怖いけど、階段の上部から落とされそうになるのは尚怖い。
何か諭高の女性関係みたい。男女共に30代も最早、純粋ではなく複雑な過去を背負う年代への突入ですね。

満島ひかり、うまいねぇ！ああいう子供時代をおくったら、ぎりぎりこうなるしかないよって感じがリアルに伝わってくる。大きく包み込む真紀さん役の松たか子もさすが！脚本と俳優と演出がぴたりとはまると、こんなに質の良いドラマになるんだね。「泣きながらご飯食べたことがある人は生きられる。」すごいセリフ。

次回は私のいっとう好きな一生さんが中心になるみたい。司の乗った梯子を支えていた諭高が不用意にどうして手を離したのでしょうか。
このあたりに諭高の性格が出ているのかな。すずめと司がスーパーに買い物にゆき、帰路に「すずめちゃんは諭高が好き」みたいなシーンがあり、司はすずめが寝床に来ても拒否します。簡単に寝る男がです。諭高に義理を立てたのか。なぞなぞ。

アリスちゃんの誘惑講座、満島さんの横顔の美しいこと。なんだか妙な気分になりました。アリスちゃん、ただ者ではないですね。虎と雨に濡れた犬の場合も知りたいわ。
家森の追われる理由は借金じゃななかったですね。。す巻きはやり過ぎよー。

クスクス笑いが止まらない！ボーダー！

すずめはどうして家森諭高のパンツを暖炉にくべたのでようか。
パンツを買って穿いた諭高の後姿は、なんとみましょう。
セクシーというより可愛いですね。

今回はすずめの過去が明らかになりました。予告では次回は諭高の過去がカルテットの仲間にあきらかになるのでしょうか。
すずめも辛い人生を送ってきたみたい。
なにも詰問せずに軽井沢にすずめを連れ帰る真紀。大人です。

すずめちゃんは最後までお父さんのもとを訪れることはなかった、んだよね？生前こじれた関係が相手が他界するとチャラになるくだりがおおよそのパターンだけど、こじれた関係は死んだってこじれたままだよ、って現実のほうがほんとは多いはず。でもそれだと親不孝だし不謹慎だから言わないだけ。死に目にあえるかどうかなんて一瞬のことだからたいして重要じゃないし。このドラマ深いね。

すずめはいつか「家森諭高が好き」と言ってました。それなのに司の布団に入ったり、キスをしたり。今回はすずめの過去が表に出て来ました。そのストレスが引き金でしょうか。司に心が傾いたのは。

最高に面白いです！台詞まわし、からみ、役者もとても魅力的で秀逸です！！
久しぶりに好きな作品に出会えて、楽しみです。

いまどき珍しい洒脱の感じられるドラマです。現実的ではありつつ、どこか現実を逸脱していて視聴者をどこへ連れてゆくのでしょうか。
四人のそれぞれが絡み合い化学反応をおこして、物語は飛躍します。

いま今季の直木賞を受賞した『蜂蜜と遠雷』（恩田陸）を読んでいます。音を言語化した作品ですが「カルテット」に通うものがあります。本ドラマは音を通して仲間が集まり、そこから始まる人間ドラマです。
四人での演奏の部分が楽しく、これから展開してゆく謎がほどけてゆくプロセスを享受したいと期待が膨らみます。

シリアスとコミカルのバランスが絶妙…
特に演奏シーンに漂う緊張感は…と思ったら
演者の皆さん、本当に演奏しているのですね（全部かは分かりませんが…）
どうりで…
友人にフルート奏者がいて、普段は普通なのですが演奏の時は纏う空気が変わります
そんな感じが妙にリアルだなぁ…と思っていたら…なるほど…
視聴率？ そんなの今の時代大した意味ないし
面白いドラマでこの後も楽しみです

そーっと始まって、内心ドキドキしながら見ているドラマです。
静かでタンタンとしている話運びなのに、静かに「大丈夫？！」「何が起きているの？！」と心の中でぞわぞわするような。
まだ始まったばかりですが、不思議な魅力のあるドラマだと思いました。

松田龍平さんの演技を見たくて見始めました。女性は現実的でついて行けないところもあるけど、これからまたサスペンスも絡んできて、その中で存在感を見せてほしいな！

日本的なお涙頂戴ものでもないし題名のように洒落ています。
軽井沢の別荘というのも良いし、どこか垢抜けたドラマです。
泥臭くないのです。珍しいですね。

満島ひかりさんなので見始めましたが、正直、始めはセリフ回しが煩く感じました。しかし、二話に入ってストーリーも馴染んできて、セリフ回しも好きになりました。脚本の坂元裕二さんをWikiしてみて、たくさんの作品を見ていたことに気がつきました。好きだった作品も多いですね。

それから、コラボCMに、カルテット・ドーナッツ・ホール号が映っていますね。

やだわ、つい見ちゃった、ジブリ映画「耳をすませば」。だって高橋一生さんが主役の声をあててるって聞いたから。
最後にはプロポーズしちゃうけっこう積極的な男の子。ジブリが好きそうな声の演技ね。
あれから遥々きたのねえ…。この作品選択には一生さん人気を当て込んでだと思うわ、多分ね。

うん、最高ですね。この年齢になってドラマは日本のは少しつまらないなと思っていたらとんでもなく面白いのがこれ。今季一押し。エンディング主題歌におったまげた。最高です。松田龍平をはじめ、キャスティングもいいなあ。

お洒落なドラマです。
若くてまだ青臭さの抜けない年代ではない。
人生の苦味も分かりかけた大人の物語はやはり、人間の層が厚くて奥行きがあって見応えがあります。短絡的に事が運ばず、難渋するあたりに惹かれます。
一生さん目当てに見始めたのですが、四人のどの個性もよろしい。

好き嫌いが分かれると思うし、家族でわいわい観るドラマではないですね。
ドロドロではない大人のドラマって感じで、世界観がすごくハマります。
放送中はサラっと観て、後からＨＰの再放送から１人でじっくり観てます。
演技が浮く人がいないので安心して、観れます。
ＡＫＢ、エグザイルがいなくて本当によかった！今期はＡＫＢ多くて出てるだけでみたくない。

ホワイトラブで九条さんを送り出した別府、切ないね。参列者から見て素敵な結婚式でも、本人にとってはいろいろあるよね。その直後のカラオケで「こうして女は男を捨てる」には妙に納得。

一生さんが追われてる理由は単に借金かと思ってます。来週はすずめの話がメインかな。

魅せる演技がとても多い作品だと思いました。
そしてその魅せるがとても全ての役者の方が
上手で、、本当に魅力的な作品だと思います。
今後のすずめの動きはもちろんですが、家森が追われている理由などとても気になります。

2話目拝見しました。
意外と展開が早くてどこが本当で嘘なのか
わからなくなってきました。
とても次回が気になります。
このドラマは賛否両論ありますが、内容的には
どんどん深くなっていって引き込まれる作品だと思います。

別府君、素敵な女がいてくれて良かったね。
そこから泥沼、混線していくのかと思ったけど、サクっと思い出に変えて卒業。
ラーメンは美味かったけど、別府君は上手く無かったのか、。と、少し勘ぐりました。(笑）
マキさんにKOされて、脳天フラフラした今回の別府君は、思春期の少年みたいで可愛いかったです。
頑張れ〜〜別府君！！と応援しています。

すずめを扮する満島ひかりさんの演技は上手いですね。
満島さんにしろ松たか子さんにしろ、特上の美女でないところがよろしい。
最早、ヤングではなく中年に差し掛かる前の微妙な年齢の男女の絡みを楽しみましょう。

別府くん、私、結婚するの。高椅一生とマキさんのやりとりの動きが可愛くてウケた。一生くんは誰に追い回されてるの？ふたりの夏ものがたり～の歌がまたウケる。最後まきさんのパーティー写真で爆笑した。