杏姉ちゃんの結婚が家の犠牲になったように予告では見えたかもしれませんが。杏子には彼女なりの決意がありました。
私は自分で道を切り拓く主人公が好きです。笛子の餞の言葉はどの親でも言うことでしょう。幸せを願わない親はいません。条件の良い縁談が幸せと考えられていた時代です。杏子も婚家で花を咲かせようと努力します。お見合い結婚のあれこれを丁寧に見せてくれましたので朝の鬱憤が晴れました。

宮崎あおいさんと寺島しのぶさんといえば　あさが来た　での親子役が思い出されますが、実年齢は13歳差なので歳の離れた兄弟という感じで、　純情きらり　のほうが合っている気もします。しかし　あさが来た　でも不自然さは全く無かったです。というより当時(江戸時代）は14歳程度で子供を産むのが普通だったのでしょうか。

オープニングが大好き。音楽も画も。
それぞれに形の違う音符は４つ。４姉弟を表しているのかな？どれが誰になるのかな？
今までに何度か放送をみているのだけど実は勇太郎があんまり記憶になくて（汗）
勇太郎はどういう結末になるのだっけ？
ちゃんと見ますからネタバレ不要で。

なんて悲しいお別れでしょうか。しっかり者の笛子が取り乱して泣きわめく辺りから号泣しました。お父さんの視界がブレてブラックアウト…。胸が詰まりますね。この最期の演出はまた出てきますが未だに解釈の意見が分かれるようです。久しぶりに見る「純情きらり」を最後まで楽しみたいと思います。

語りが…。登場人物の心情を語り過ぎてて。一から十まで説明・描写がないと全く理解出来ない視聴者も居るようだけど「テレビ小説」と銘打ってるのだから、行間を読んだり想像したり察したりする余地が欲しい。それにNHKアナと変わらない語りだし、もう少しお母さんらしさがあればいいのにな。
杏の結婚もヤキモキしながら見守ってたのに、あっさり予告で婚礼の場面とか。これまた予告も詳し過ぎて、楽しみが半減…。

当時はジャズを弾くことがそんなにいけないことだったのですかね😅
日本人女性としてなのででょうか。
それとも指示された通りのものを弾かなかったからなのでしょうか。

優しいお父さんで実生活でもそんなことしそうにない三浦友和さんが桜子を叩いた❗びっくり❗でも嘘も方便の通り、あの場を治めるにはそうするしかなかった。それがわかるから先生も退いたし。お見合い仲介の顔を潰された山長の女将も礼儀をもって応対する。源一郎の誠実さが好ましい。おじいちゃんと笛子に共通する家を守ろうとする意見も間違いじゃない。姉妹たちの人生はまだまだこれから。

滑らかにクローズアップするようなカメラワークが特徴ですね。

杏姉ちゃん…。「女は望まれて結婚して子供を生むのが幸せ」って、あの磯おばさんでも言うんだものね。そういう時代とはいえ不安な結婚相手。

仲人が立ち会い、親や保護者が同席し、「あとはお若いお二人で」の決まり文句に安心した。
お見合いって本来はこういうもの。日本にはお作法がありますのよ。

「朝ドラヒロインは初恋の相手とは結ばれない」というのは都市伝説でしょうか。
桜子の場合、初恋のお相手はびっくりしました。
でも朝ドラマジックというんでしょうか、素敵な男性ですよね。
登場が楽しみですわ。

主人公に元気があるので元気がでます。
達彦役の福士誠治さんがかっこよくみえてしまいますね。

もしかしてノーメイク？って思ってしまうほどナチュラル。この朝ドラで初めて見たんだよなあ。後の大河「篤姫」も大好き。
お父さんのお見合い相手の筒井真理子さんも、キムラ緑子さんも、井川遥さんも、この朝ドラで知ってファンになった。
どのキャラクターにも共感できる大好きな朝ドラがまた見られて嬉しい。

当時は恋文を渡すのもあんなにいけないことだったのですかね。

キムラ緑子さん、今回も強烈ですね。
続きが楽しみです。

八名信夫さんのおじいちゃんが可愛い。一見強面の頑固爺に見える（さすが悪役商会）けと娘と孫が可愛いくて仕方ない好好爺でもある。孫たちも祖父が大好き。登場人物が優しい人ばかりの朝ドラもあるけど有森家にはこのおじいちゃんとしっかり者の笛子がいるからただ甘やかすことはないだろう。「やりいこと」ばかりでなく「やらなければならないこと」もあるんだよ、人生には。

カバンで弟の頭ぶん殴ったり先生に口答えしたり、こりゃ音ちゃん以上で興味津々。ジャズの道に進む？なら凄く楽しみ♪
三浦友和のお父さんも素敵で、あったかい家族にほっこり。あと一週くらい子ども時代見たかったな。

宮崎あおいさんが初登場!
純情きらり　で初めてヒロインオーディションが行われなかったと言われがちですが、
ひらり　でもなかったとかなんとか···。

初回の桜子はピンクのカーディガンで、私の個人的イメージですけど宮崎あおいさんと桜子という名前にぴったりでした。味噌樽に落ちてからは水色カーディガンで、これまた意地と意思の強さにぴったりです。
今「スカーレット」の録画を見直してますけど、いました「ワカメちゃんカット」。「赤ん坊の百合子」が前髪も後ろ足もバリバリ短くチコちゃんカットでしたね。

桜子もやっぱりお母さんガ亡くなって悲しかったんですね。
よかったです。

まだ４回しか放送されてないけど、素直に楽しめる作品。特に音楽が良い。
前作の「ひよっこ」の宮川彬さんの音楽はドラマ登場人物の気持ちを代弁して捕捉するように雄弁だった。
本作の大島ミチルさんの音楽は、ゆったりと控え目に心情に寄り添う感じだ。
この先も楽しみだし、録画は消せないな。

おじいちゃんが「男のくせに」「女のくせに」と良く言うけど「スカーレット」の常治や「カーネーション」の善作もそうだった。そういう時代なんですよね。その枷をぶち壊していくにはそれなりの苦労と反動があるはずで、現行作のように易々とクリアさせちゃうと「ファンタジー」になっちゃう。本作が何度も再放送されるのも、枷を乗り越えようとする女性たちの姿が支持されてるんだと思うな。

エールが休止してから直近で純情きらりの再放送が始まったのはありがたいです。
多くても週10回なので土日まで伸ばせば無理なく視聴できそうです。

カーネーション・糸子にもスカーレット・喜美子にも子供なりの正義感があった。
その曲げない正義感で周囲や父親にぶつかっていった。
桜子が謝らないのは朝ドラだからではない。
味噌桶に落ちたのは桜子が悪いのではなく達彦がイタズラしたからだ、と桜子は思っている。

竹下景子さんはお若い頃はお嫁さんにしたい女優No.1でした。本作では美しく控え目にナレーションされる声は耳に心地好いです。後に「ゲゲゲの女房」で猛女イカル母さんになるんですねえ…。少し前にこの枠で再放送してましたね。感慨深いです。この作品で好きになった俳優がたくさんいます。どのキャラクターの気持ちにも共感できます。大島ミチルさんの気持ちに寄り添う音楽も大好きです。

帰宅して録画ができているかドキドキしながら録画機をチェックします。今日は放送ありましたね、良かった。朝ドラヒロインが子供時代にトンデモないことをするのはお約束ですね。「カーネーション糸子」「ごちそうさん命以子」「あさが来たあさ」なんかを思い出します。美山加恋ちゃんが宮崎あおいさんを彷彿とさせる透明感と深みのある表情で魅せてくれます。大袈裟な子役演技でないのがいいですね。

達彦の両親を演じる戸田恵子さんと村田雄浩さんといえばちゅらさんを思い出します。
当時はちゅらさん4がまだ放送されてなかった頃だと思います。

桜子の前髪が眉毛よりすごく短いのが良い。不揃いなのは笛子が裁ち鋏で切っているからだろう。その笛子は前髪をきちんと止めておでこをすっきり出している。杏子はしっかり三つ編みで。
前髪が目に入る❗目が悪くなる❗って戦前生まれの私の母は口やかましかった。磯野ワカメかチコちゃんのような後ろ刈り上げの髪型の再現は今の時代は無理なんだろうか。

戸田恵子さん、さすが地元出身だけあってナチュラルな名古屋（岡崎）弁です。たまたま地方局でアニメ・ファーストガンダムの再放送をやっていて、声優デビュー（と記憶してます）のマチルダさんの、少し硬くて凛々しくも初々しい戸田さんの声を懐かしく楽しんでいます。

磯の、竹輪の芯で髪を巻くには笑っちゃいました。

NHK放送開始80周年記念番組だけあって力は入っているように感じます。
低迷期の(視聴率的に)最大のヒット作の一つで、どんど晴れ、まれ、スカーレットと同じ数字です。
個人的には新型コロナウイルスの影響で野球大会の期間もいつもよりは短くなりそうで、スムーズに見られると思ったのですが、ここに来て新型コロナウイルスのニュースで休止とは無念です。

今日の放送も延期で残念ですが必ず放送されるのがNHKなので。無事に過ごす自分の幸運に感謝しつつ一刻も早く豪雨災害の収束を願います。

今ではビッグネームな方々が演者やスタッフとして名前を連ねてますね。懐かしくもあり若さが新鮮でもあります。
私は本放送時は杏子の生き方に一番共感しましたが今回はどうなるでしょうね。