徳治郎さんと磯は血の繋がりのない赤の他人だけど、有森家を中心に長年子供たちを面倒みてきたからもうすっかり家族のよう。お互いの頑固なところや口の軽さも承知だし、子供たちのために労は惜しまない。同志のような存在かな？笛子はしっかりしてるけど若い娘に３人の妹弟と家のこと全部を引き受けるのは大変。２人がいるから笛子杏子桜子勇太郎は両親不在でも明るく生きていけるのよね。

おばさんと達彦の母の言い合いはいつ見ても面白いコントです！

達彦が桜子を意識し始めて、好意になって、抱きしめたくなっちゃうまでの過程がちゃんと描かれてましたね。
桜子はファザコンと思うから、年上の斉藤先生や冬吾のように、余裕があってゆったりと道を諭してくれる男性が好きなんだと思ってました。青臭い達彦とは、守ってもらうだけじゃなくて桜子が達彦を守る。いろんな人の姿を見て、精神的に成長した桜子がいます。

「なつぞら」でオープニングのタイトルバックは連続テレビ小説初となる全編アニメーションで製作されると言われていたが、今作のは（全編）アニメじゃないの？
よく動くアニメだと思って見ていたのだが…

朝ドラの場合「少女マンガみたい」と評されるのは「安易で安普請」と同意語であり、決して褒め言葉ではないが、本作の場合は「称賛」されているのだ。大人の女性向けの本格的マンガ市場が定着したのは本作本放送の頃だったろうか。恋愛だけでなく夫婦愛、子育てや嫁姑問題、女性の社会参加などが描かれるようになった。「純情きらり」の内容が濃いのは女性脚本家浅野妙子さんの意欲の表れでもあると感じる。

人生に対しての力強いメッセージがありながら少女マンガのようなキュンキュンさも味わせてくれる良く出来た朝ドラです。少女から老年期の方まで、お茶の間の視聴者は登場人物の誰かしらに自分を重ねて見ることができますし、共感もできます。１人１人の生きてきた道は違いますが皆が一生懸命に生きてきました。桜子は意地っ張りですがむやみやたらに自分を卑下して貶める言葉は出しません。そこが良いのです。

るり子さんは　エール　の千鶴子さん的立ち位置ですよね。
そして相島さんの役は　エールの支店長よりも存在感があります。

西園寺先生、すごくステキ！やたらと甘やかすことはしないし、厳しいことも言うけど、フェアですよね。
秘書も既成観念に縛られた小さい男だけど、きっと桜子と同じように、彼の良いところを育てようとしてるんじゃないかな。
教育者として、現代人としても、とっても尊敬できるわ。
達彦は青臭さいけど誠実で、福士誠治さんの清潔感がぴったり。

磯おばさんがそうだったように花の都・東京に憧れる若者たちが集中するのが東京で、今も昔も地方出身者が多いのではないかしら。さらにマロニエ荘の住人は芸術で立身出世を願って身を捧げてます。厳しくても自立しています。世間一般の常識には囚われないエキセントリックさは個性でもあります。そんな中でお金持ちの坊っちゃん達彦は一皮も二皮も剥けなければ大成は難しいでしょう。彼の成長も楽しみです。

東京にはクセのある人が多いですね。
その中でも冷たく突き放す人が多く描かれているような印象です。
岡崎との対比でしょうか？
マリさんの性格もわかってきました。

桜子の何事にも負けない強さは好きです。
そんな桜子とは対称的とも言える冬吾さんですが、桜子が困っているときの助けとなってくれるでしょう。
マロニエ荘住人のなかで最重要人物は冬吾さんであることも明らかです。

おばさんの初期設定を忘れてしまいました。
お仕事はなんでしたっけ？
マロニエ荘にピアノがあったことは幸運でしたね。

桜子がモデルをやるようなことにならなくてよかったです。
これもすべておばさんのおかげですね。
おばさんも色々経験したから助ける必要があると感じたのでしょうか？

私はなんで「純情きらり」の本放送を見たのかなあ、記憶にない。番宣CMで興味をひかれたのかなあ、朝ドラ視聴習慣なんてなかったのに。そんな私には宮崎あおいさんはこの作品で初めてお目にかかりました。映画界で活躍されててテレビやお茶の間にはあまり馴染みのない方でしたよね。初々しくて魅力的で演技力もあるから桜子をみんな応援したくなるんだと思います。朝ドラヒロインらしいヒロインです。

桜子はなぜオーディションで音楽を楽しむことができなかったのでしょうか？
手が痛かったからでしょうか、焦っていたのでしょうか？
そんな原因を作ったと思われるジャズを聴いたことが今後の桜子にどのような影響を与えるのでしょうか？

四人姉弟がそれぞれ個性があって大変よろしいですね。弟が産まれるまでの数年を溺愛されたでしょう桜子は末っ子らしくワガマですけど彼女なりの正義があります。甘えん坊の末っ子気質は同時に愛され気質でもあります。姉たちはもうすっかり大人で、比べれば子供っぽく見えて当然ですね。私も幼い頃からしっかり者と周囲に言われて育ったので笛子に一番感情移入しています。笛子も桜子が可愛いのです。

オーディションの新人だったなら、桜子は酷評されていたと思う。
田舎で純粋培養されたにしても、18歳にしては幼な過ぎる。家では不機嫌丸出しだったけど、他人相手にも同じでわめいたり怒鳴ったり。心配してくれる幼馴染みにも突っ掛かってばかりで行動は小学生並み。だけど口をとんがらせてわめいていても、宮崎あおいさんはとにかく愛らしい。新人女優なら、この役では翔けなかったろう。

昨日はニュースで休止してしまいました。
私は国会や大相撲にそなえてゆっくり見ています。
やはり宮崎あおいさんの演技は安定していて、芯もありよいですね。

西園寺先生役の長谷川初範さんは有名民放ドラマでもピアノを弾いてた時から気になる役者さん。達彦役の福士誠治さんは本作前に昼ドラの怪作「貞操問答」で桜子のお父さんのお見合い相手だった筒井真理子さんと共演。お二人ともその時から気になる役者さん。そして二ツ森司ダンススクール! 民放バラエティの社交ダンスクラブが懐かしい！池田鉄洋さんと杉村蝉之介さんは本作から気になる役者さん。

マロニエ荘のみんなは大人ですね、事情は様々ですが芸術と生活の両立の大変さがわかりますし、生活感も感じます。達彦も入居して出番と活躍が増えるので楽しみです。男女交際に厳しい音楽学校ではみな勉学と表現力を磨くことに精を出すでしょう。戦争の足音も適宜に挟まれていて唐突感はありません。先に指摘された朝ドラあるあるでもこうまで丸被りとは滅多にありませんよ。

たしかにあそこで憧れの先生にあんなこと言われたら、誰だって諦めたくなくなりますよね。
ここから物語がさらに動き出していくという感じですかね。
桜子がにせ占で言われたことは案外当たっていたりするのでしょうか？

磯おばさんの秘密が明らかになった。私は知っていたのでネタバレは控えていたが初回に赤ん坊の写真を大切に見つめていたから感づいていた方も多いだろう。自分だけのためなら二度と会うつもりのなかった子供の父親。手切れ金もきっぱり断っていた磯。彼女がどれ程の思いで金を工面したか。明るい笑顔のお調子者の顔の裏で誰にも言わない辛さと孤独を秘めていた磯おばさん。室井滋さんに拍手を送る。

斎藤先生との初恋を経験したとはいえ桜子はまだまだ子供。でもその子供らしい真っ直ぐさや正義感で世界を広げていきます。定食屋のオヤジに怒られ、マロニエ荘の住人たちに翻弄され、西園寺先生の言葉にしない指導にも気付くでしょう。冬吾の言う「棒っ切れみたいな」身体は、衣装メイクさんの良い仕事ぶりと宮崎さんの資質も相まって少女らしい硬質さと清潔感と透明感のあるヒロインと作品は長く愛されていますね。

まだアパートの住人の名前も覚えていないのでこれからと言ったところでしょうか？
笛子は陰ながら応援していたのですかね。
連続テレビ小説らしく小説のような語りですね。

ナレが心情を説明してしまう事が多くて、それだけが残念です。
音ちゃんに負けず劣らずの強欲系女子の桜子ちゃん、どちらの朝ドラも元気貰えて楽しみ！

まさかの展開！
あそこで受かったら都合良すぎですが…
ちゅらさんパターンですね。
もしここで受かっていたら4年間大学に通うことは出来ていたのでしょうか？

私は人間ドラマが好きなので人情が自然に描かれている作品が好きです。人間を将棋の駒のように都合良く動かしたり、気持ちの変化をセリフで済ませたり、誰も彼もが主人公の味方だったりするファンタジーは好みません。朝ドラは視聴者に勇気元気やる気を与えるものであってほしいです。本作の桜子はまだ子供ですが成長が楽しみです。笛子杏子磯徳治郎松井夫婦には共感しまくりです。放送が楽しみな作品です。

桜子の本領発揮ですね！ここで音楽学校諦めたら朝ドラヒロインじゃありませんw
夢を捨てられない、家族もいらない。どこか喜美子にも似た我の強さ。
でもその強さが桜子の人生を輝かせるんです。
女が夢を追いかけて何が悪い。がんばれ桜子！

素敵な喫茶店のマスターが何かと応援してくれる
個性的で愉快な仲間と下宿生活
夢のためなら家族と縁を切るのも厭わない
割と簡単に大金が手に入る
ワガママ自己中のお子ちゃま成長物語
嫁入り後には姑問題もあるのかな？

果たしてあそこの住人たちは善人か悪人か…
いきなり窮地にたたされた感があるが、結果がわかっていてもドキドキします！
初め話が飛び過ぎでなにかおかしいと思ったら夢オチとは…