笠巻さんが舞に渡した「太陽光発電のネジ」は、浩太さんを急死への間接的な決定打になった本発注を待たずに見切りで大量生産してしまった時のネジでしょう。でもサンプルとして新たな仕事への足掛かりになりそうなので、「タダでは死なない」とはまさにこのことかと思える。舞もめぐみも浩太さんの死が逆に自己のパワーアップのきっかけになってるようですね。少しずつですが、最近の「舞いあがれ！」が楽しみになってきました！！

永作博美の演技力は凄い！今日はスラスラと原価計算の長セリフを澱みなく捲し立てるのに驚いた。これでは舞よりもお母ちゃんが目立ってしまうがな！？（笑）さりげなく新社長の優秀さを示せて会社も安泰であることを予見させた。舞が嬉しかったのは営業中に父をよく知る得意先と話せたからだろうか、それとも久しぶりにジェット機を仰ぎ見ることが出来たからだろうか！？会社に戻ると営業先から電話が入り初めての発注があったよ！

ココまで具体的に工場のコトやり出しちゃうと二ヶ月は猶に掛かるかなナ…ま、全然別モンで面白くはないけど、中途半端にパイロットに戻るンなら父母の意思を次いで飛行機の部品を製造するコトがヒロインの夢にスゲ代わっちゃう伝説の失敗作ッ！テェ〜のも観てみたいかもwwでも福原さんが夏菜さんみたいになって可哀相なンだけどネ…。

浩太さん急死してだいぶ経過したので、今では奮闘するめぐみと舞の母娘を応援したくて見るようになっています。舞は不器用で要領は悪い方かもしれないが、それでも自分なりに努力出来る子だと思います。
　それはそうとなにわバードマンのメンバーや航空学校の同期生は舞が家業を手伝っていることを知っているのだろうか？ぜひ舞の力になって欲しい！！

職業に貴賎はないとはいえ、ミスマッチというのはある。限りなく狭き門をくぐって一般人が得がたい資格を得た舞が、なぜ町工場の営業をやらねばならないのか？それは役不足（正しい意味で）ではないのか？資格を活かして女性の社会的地位を上げるチャンスを捨てるのか？例の嫌味で怠惰な女性事務員がリストラ要員にならなかったのは、誰でもできる仕事で給料が安いから？

不器用っぽいけどコツを掴むと能力を一気に発揮する舞のコトだから…ドラマ時間としてもアッ！と云う間に「仕事が出来る人」になれる気がしますワwwソコで陰口を叩いててた社員は態度を変える訳だけど、アノ女性事務員だけは嫌なキャラをズーッと全うして欲しい処…ソーすれば逆に活きてくるし、普通に優しくするのは下手クソですww

いい人ばかりでは現実離れになるけど、山田某や何人かの作業員、冷たいなあ。
まいちゃんは、手先が器用で勉強が出来るから、営業も経営もこなせそう。

朝ドラのお兄ちゃんといえばどうしようもなくだらしなくヒロインの足を引っ張る役回りが多いと思うのだが、今回の悠人に限っては極めて真っ当で優秀だ。家族のこともよく考えているが頭が良すぎてか口下手で人の気持ちに寄り添うことが苦手のように思う。久留美が幸せそうなのは微笑ましいがそういえばお父ちゃんはどうなった！？貴司くんは相変わらず詩人で優しいな。朝陽くんとの交流があまり発展しないのはやや意外ではあるが！

例えばこれが女医を目指すヒロインで、大学医学部合格から医師免許取得に勤務病院決定までストレートにきて家業が傾いたからネジ選別のパートのおばちゃんの代わりやる、父が死んだから医者にならずに母の手伝いするなんて方向には普通いかないと思う。その前に誰か本気で止めたり、何より母親が反対するのが一般論でそうしないなら元から母は変人だったって描いとけばよかったのにと思った。

『梅ちゃん先生』サイドストーリーで蒲田の工場で新幹線のネジを造ってた片岡鶴太郎さんと松坂桃李さんの親子…鶴さんのアドリブに必死で笑いを堪えてた桃李さんが懐かしーナwwサイドが本筋になってはイケませんネェ～もぉ一度脚本書き直しヤ！って誰か怒る人居なかったンですかネwwでもやっぱ可哀相なのは残った役者さんですワ。。

反論するわけではないのですが、「実家のピンチに娘が自分の夢をかなえても落ち着かない」というのが旧世代（自分含め）の好むところで、朝ドラ受けもその路線なのはやはりこの3人の考え方が古いと思います。悠人は実家のピンチに適切な助言をしつつ自分自身の目的や行動は揺らがない、それでいいのです。「あさが来た」のあさだって自分のやりたいことを貫いているのに、令和のヒロインが親の夢をかなえる人形になったのは残念。

航空会社の内定辞退してでも実家の工場を手伝いたい・・・と思うのは舞らしくていいと思う。実家のピンチの時にパイロットになったところで気持ちは落ち着かない。ＩＷＡＫＵＲＡが軌道に乗ればパイロットへの道を再考すればいいと思う。
　まだ社長の娘である舞が一社員として働くことをいいと思っていない従業員はいるように思える。でもそれは舞自身の今後の働きぶりで見直されることでしょう。

事務員の山田某、いくら何でも酷い…あんなに好き嫌いを露骨に出すのは、社会人として人として問題ある。

ハイスペック女子に夢をつかませない、家族のために高度な世界を放棄させる、ある意味ＢＫ朝ドラらしい展開ですよねえええええ。現代劇なのに。いつになったらＢＫのヒロインは家族から解放されて羽ばたけるのかしら。家の都合で置かれた場所で咲くのは久留美ちゃんだけでも十分だと思うけど。

生真面目な本作としては…何れ悠人は不正取引かナンかして捕まりめぐみと舞は見捨てずIWAKURAで家族３人揃う図式は可能性有りますネ。ソコで舞は再び「夢」に向って飛び立てる気がしてます！思い出してみれば…学校で同期だった倫子だって商社を辞めての入学だったよーに数年ぐらい経ってから再入学ぐらい充分有り得ますワ♡

そもそも粗筋にはパイロットを挫折するといったようなことが書かれていたので、皆がパイロットの物語をあれこれ予想している横でそれに関しては冷めた目で見ていた。ただ粗筋の文言からすると、航空学校編で退学となるのが惜しくなって、父を殺すことになったのではないかと思い、そうであれば残念だった。

視聴率はどんな朝ドラでも新年には下がるもの。3日に放送されたカムカムも1桁だった。視聴者の動向とは関係ない。

とはいえ新年早々最低水準に下落した視聴率はこのところ回復基調にある。舞がパイロットに戻ることは厳しいとはいえ多くの視聴者が見守ってくれているということだろう・・・今一番現実的なのはＩＷＡＫＵＲＡによる画期的な新型ドローンの開発を舞が主導することだがそれは余りにも想像力に乏しい。技術革新で現実の方がドラマより先行してしまう可能性もある。太陽光発電システムで飛ぶ電動機なら今風の話題だが技術力がどうか？

舞が博多エアラインの内定を辞退した。新米の営業担当としての奮闘が始まる！？普通に考えたら人材のこんな無駄遣いはないと思うのだが・・だってパイロット一人の養成にかかる経費は相当高額だし一応選ばれた者だけに与えられるライセンスであることは否定できない。運転免許証とは格段にレベル違う。家業のやむを得ぬ事情とはいえ今の舞の姿を鬼教官が知ったらどれだけ落胆するだろう！ベストは兄が人脈を生かしプロを雇うこと！

舞を説得する久留美ちゃんの言葉が真剣でよかったです。